「ヤリスクロス」や「ライズ」、「ヴェゼル」……と、カレコでも人気のコンパクトSUVに新しい仲間が加わりました。3年連続で輸入車登録台数No.1となった、フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」です。カレコでフォルクスワーゲン車を導入するのは、およそ10年ぶりとなります。
<目次>
・コンパクトな中に“フォルクスワーゲンらしさ”
・シンプルなインテリアには機能を凝縮
・長距離でも疲れないシートが嬉しい
・輸入車特有の操作に慣れれば快適そのもの
・パワフルな走りに充実の安全装備も
・「T-Cross」の料金とステーション
コンパクトな中に“フォルクスワーゲンらしさ”
カジュアルな中にも質感の高さを感じさせる“フォルクスワーゲンらしさ”を、コンパクトサイズに凝縮したようなデザインの「 T-Cross 」。ボディサイズは「ヤリスクロス」とほぼ同じですが、ワイドさが強調されたグリルとヘッドランプのおかげで重厚な雰囲気も感じられます。
カレコが導入したのは「TSI Active」という、「 T-Cross 」の中でももっともカジュアルなグレード。1.0LターボのTSIエンジンと7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の組み合わせで、力強い走りと低燃費を両立しています。
シンプルなインテリアには機能を凝縮
インテリアの印象は、シンプルながら機能的。ほぼ凹凸のないスッキリとしたインストルメントパネルや可能な限り大きく取られたフロントガラスは、開放感だけでなく車両感覚のつかみやすさなど、運転しやすさにも貢献しています。
タッチパネル式ディスプレイをハンドルのすぐ横に配置するなど、操作性が追求されたレイアウトも「 T-Cross 」の特徴のひとつ。その一方で、運転席と助手席で別々に温度調整が可能な左右独立式オートエアコンを採用するなど、快適性への配慮にも抜かりありません。
ディスプレイは全面タッチスクリーンで、まるでスマートフォンのよう。画面上を軽くタッチするだけで反応してくれるので、ダイレクトな操作が可能です。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しているので、USBで接続すれば、Googleマップなどスマートフォンのアプリをこのディスプレイに映して操作することができます。一方で、シフトレバーやパーキングブレーキには、オーソドックスな方式が採用されています。
パーキングブレーキは、昔ながらのレバー式。オーソドックスな方式である反面、電動式や足踏み式が多くなった今では、かえって使い慣れない人も多いかもしれません。パーキングブレーキの引き忘れや解除忘れをしないように、意識したいところです。
長距離でも疲れないシートが嬉しい
着座位置の高さによる広い視界も「 T-Cross 」の特徴です。ファブリック素材シートの座り心地は少し固めですが、それが長時間のドライブでの疲労低減につながります。このあたりは、さすがドイツ車といえる部分でしょう。
運転席と助手席の間、シフトレバーやパーキングブレーキレバーのあるセンターコンソールは幅が狭めですが、これはシートの幅にゆとりがあるため。このあたりにも、ドイツ車ならではの設計思想が表れているといえます。
3人がけの後席シートは、リクライニング機能こそないものの、前後スライドが可能。頭上や足元スペースはしっかりと確保されていることに加え、シートの作りもしっかりしているため、長距離移動も快適に過ごせるでしょう。
SUVとなれば、荷室の広さも気になるところ。「 T-Cross 」も広さは十分で、さらに形状がスクエアなこともあり、使いやすい荷室だといえます。
輸入車特有の操作に慣れれば快適そのもの
運転席まわりの機能や走りについても、お伝えしましょう。機能面については、輸入車であるため少し注意が必要です。たとえば、ウインカーとワイパーのレバーは国産車とは反対で、ウインカーが左、ワイパーが右となります。また、ヘッドライトやサイドミラーの調整スイッチも、少し操作が異なります。
なお、ヨーロッパ車のクルマの常で、この「 T-Cross 」も燃料はハイオクガソリンとなります。給油をする際は、必ずハイオクガソリンを選択してください。
輸入車特有の操作性にさえ慣れてしまえば、「 T-Cross 」は運転のしやすいクルマです。SUVならではの少し高めのアイポイントと大きなガラス、そして水平のインストルメントパネルにより視界は良好。きっと、車両感覚もつかみやすいと感じられるでしょう。
パワフルな走りに充実の安全装備も
コンパクトなクルマと聞くと、「走りにはあまり期待できなそう……」と思う人もいるかもしれません。でも、「 T-Cross 」の1.0Lターボエンジンは走り出しからパワフルで、まるでワンランク上のクルマに乗っているかのよう。
高速道路の合流など、加速が必要なときにも十分以上のパワフルさを発揮してくれて、文字通り「思い通り」の運転を楽しむことができます。安全装備ももちろん充実。
安全な車間距離を常にキープしてくれる「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」に加えて、渋滞などの低速域でも作動し、先行車が完全に停止するまでの範囲で制御してくれる「トラベルアシスト」も搭載されるなど、安全性アップと疲労低減に貢献するさまざまな機能が、搭載されています。
「 T-Cross 」の料金とステーション
「 T-Cross 」を導入しているのは、2023年4月30日現在、「丸の内トラストシティ駐車場(地下3階)」ステーションと「新宿サブナード」ステーションの2箇所。いずれもターミナル駅にある大型ステーションです。
「 T-Cross 」の車種クラスは「プレミアム」で、ベーシックプランの場合、利用料金は10分:290円、6時間パック:8,280円、12時間パック:9,800円、24時間パック:12,000円。もちろん、6時間以内の利用であれば、距離料金は不要です。
コンパクトだけどワンランク上の機能や性能が凝縮された「 T-Cross 」。運転しやすいクルマですので、これまで輸入車に乗ったことない人にもオススメです。長距離のドライブにも、ぜひ活用してみてください!
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