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【北海道】札幌から支笏湖へ!恵庭渓谷の絶景と支笏湖グルメを堪能する日帰りドライブ

ジメジメとした梅雨空から離れて、さわやかな北海道の自然を満喫しませんか。190万都市札幌から、約1時間半で大自然の魅力を満喫できるのが北海道の良いところのひとつです。

今回は、札幌から気軽に向かえる支笏湖周辺の絶景とこの時期ならではのグルメを求めて、ライズでドライブしてきました。

<目次>
札幌市中心部からわずか1時間半でのどかな濃い緑の中へ
恵庭渓谷で滝のマイナスイオンに癒される
6月1日解禁! 支笏湖の天然チップ尽くしを堪能
湖沿いを走り抜け支笏湖温泉街へ
湖畔まで下り、「山線鉄橋」を渡る
ソフトクリームで支笏湖ブルーを楽しむ
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ライズ」

札幌市中心部からわずか1時間半でのどかな濃い緑の中へ

札幌駅から徒歩4分、今回のドライブは札幌市の中心部に位置するステーション「リパーク札幌駅南口」からスタートしました。ステーションの立体駐車場内には、アルファード、ヤリスクロス HYBRIDなど7台が導入されています。

今回のドライブの相棒は、トヨタ 「ライズ」
今回のドライブの相棒は、トヨタ 「ライズ」

まずは、札幌を南北に流れる豊平川沿いの道路を南へ向かいます。

藻岩山を右手に見ながら南下。豊平川の河川敷は冬の間、除雪した雪の堆積場になる
藻岩山を右手に見ながら南下。豊平川の河川敷は冬の間、除雪した雪の堆積場になる

かつてのオリンピック会場のあった真駒内、芸術の森の横を通り、1時間ほどですっかり山の中です。ときおり、「熊出没注意」の情報看板も見えます。

国道453号線をいったん離脱して、恵庭渓谷へ。

「恵庭渓谷」への案内看板が見えてきた
「恵庭渓谷」への案内看板が見えてきた
道路の両サイドから覆いかぶさるような緑の木々
道路の両サイドから覆いかぶさるような緑の木々

道道恵庭岳公園線を進む途中、うっそうとした木々が途切れてラルマナイ川が見えてきます。

本当にこの先に滝が? と思うくらいの穏やかなせせらぎ
本当にこの先に滝が? と思うくらいの穏やかなせせらぎ

しばらく走ると駐車場の案内があり、クルマを降りて谷側に下り、小道を奥へ進むとありました。

恵庭渓谷で滝のマイナスイオンに癒される

駐車場から谷側へ。まだ滝の気配はない
駐車場から谷側へ。まだ滝の気配はない

白く泡立つ流れのその先にあるのが、高さ15m幅18mの「白扇の滝」です。

川の様子が変わってきた
川の様子が変わってきた

先ほど見た穏やかな流れからこんな落差のある滝が続いているとは驚きです。

かなりの落差で滝つぼへと水が勢いよく落ちる真っ白な扇を広げたような姿から「白扇の滝」と名付けられたそう
かなりの落差で滝つぼへと水が勢いよく落ちる真っ白な扇を広げたような姿から「白扇の滝」と名付けられたそう

さらに先へとクルマを進めます。次は、「ラルマナイの滝」。こちらは緑を分け入るような形で、川底の板状の溶岩を覆うように流れる水が不思議で美しいです。

板状の溶岩が不思議
板状の溶岩が不思議
一気に滝つぼへ
一気に滝つぼへ

最後は「三段の滝」です。

もう少し近くで見てみたい
もう少し近くで見てみたい

橋梁で少し見にくかったのですが、川へと注ぎ込む水の勢いには迫力があります。この滝の奥地には熊の沢と呼ばれる沢地があり、そこには源義経の財宝が眠るという黄金伝説があるそうです。

それぞれの場所に滝の姿が良く見える「絶景ポイント」の看板が設置されており、ガイドに従って見ていくと、迫力ある光景に出会うことができます。今回は緑と水泡のコントラストが美しく映えていましたが、紅葉の時期も素晴らしい光景になるようです。次は秋に訪れてみたいものです。

▼恵庭渓谷
住所:北海道恵庭市盤尻
駐車場:三段の滝以外あり(無料)
URL: https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/kurashi/shiseijoho/hanatokanko/kankosupotto/3560.html

6月1日解禁! 支笏湖の天然チップ尽くしを堪能

国道453号線に戻り、急カーブの山道を抜けつつ、支笏湖へ向かいます。

いよいよ支笏湖へ
いよいよ支笏湖へ

一気に支笏湖の眺望が開ける「ポロピナイ展望台」に到着。恵庭渓谷からは20分ほどです。

この日はあいにくの曇り空。晴天の日には、青空と支笏湖ブルーを眺められる絶景スポット
この日はあいにくの曇り空。晴天の日には、青空と支笏湖ブルーを眺められる絶景スポット

絶景スポットを見た後は、支笏湖湖畔へとクルマを進めます。「ポロピナイ園地」では、支笏湖の湖水に触れて遊ぶことができます。夏場は子どもたちの水遊びにもってこいの場所。レンタルボートや桟橋からの手釣りができる貸し竿、ヒメマスの釣り船レンタルもあります。

貸出用のボートが並ぶ湖畔
貸出用のボートが並ぶ湖畔

支笏湖チップと呼ばれるヒメマスは6月1日が解禁日です。本日のランチは解禁になったばかりのチップをいただくことにします。早速、「ポロピナイ園地」の中にある「ポロピナイ食堂」へ。

食堂の外でも気軽に食べられるチップのフライやいももちが販売されている
食堂の外でも気軽に食べられるチップのフライやいももちが販売されている

支笏湖産天然チップをふんだんに使った「スペシャルセット」を注文しました。

支笏湖チップ「スペシャルセット」2,400円(税込み)。刺身に塩焼き、フライと支笏湖チップを食べ尽くす
支笏湖チップ「スペシャルセット」2,400円(税込み)。刺身に塩焼き、フライと支笏湖チップを食べ尽くす
つややかな紅色のチップの刺身
つややかな紅色のチップの刺身
みずみずしくしっとりとした食感
みずみずしくしっとりとした食感
フライは頭からザクザク丸ごと食べられる
フライは頭からザクザク丸ごと食べられる
振り塩がちょうど良い絶品の塩焼き
振り塩がちょうど良い絶品の塩焼き

チップ(ヒメマス)とは海へと下りずに、湖で一生を過ごすベニザケのこと。もし海に行っていたら大きくなって帰ってくる鮭と同種なのです。支笏湖のヒメマスは「養殖」ではなく「増殖」。支笏湖漁業協同組合の管理により稚魚のふ化、放流が行われています。6月から8月までの3カ月間に限り、漁や釣りが解禁されています。

店内の水槽には支笏湖に生息する魚たちが泳ぐ
店内の水槽には支笏湖に生息する魚たちが泳ぐ

年間を通して水温が低く、国内でもトップクラスの水質を誇る支笏湖だからこそ上質のチップが育つのだとか。解禁になったばかりの繊細な旨みを存分に堪能しました。

▼ポロピナイ食堂
住所:北海道千歳市幌美内番外地
駐車場:あり(無料)
URL:https://ha2n400.gorp.jp/

湖沿いを走り抜け支笏湖温泉街へ

支笏湖の水のきれいさをチップで味わったあとは、支笏湖温泉街へと向かいます。
ポロピナイから支笏湖温泉街までは支笏湖沿いの道路です。湖の縁をなぞるように走る爽快なドライブが楽しめます。

「風不死岳ビューポイント」にて。ライズの後ろに見えるのが風不死岳
「風不死岳ビューポイント」にて。ライズの後ろに見えるのが風不死岳
湖沿いギリギリを通る道路。落石防止の覆道が連なる
湖沿いギリギリを通る道路。落石防止の覆道が連なる

支笏湖温泉街に到着したら、「支笏湖ビジターセンター」に行ってみましょう。

ゆったりとしたつくりの建物の「支笏湖ビジターセンター」
ゆったりとしたつくりの建物の「支笏湖ビジターセンター」
入口では、フクロウがお出迎え。こちらには2頭のヒグマたちも
入口では、フクロウがお出迎え。こちらには2頭のヒグマたちも

「支笏湖ビジターセンター」では、支笏洞爺国立公園の一部である支笏湖の誕生の歴史や自然環境、動植物などの展示が行われています。

火山噴火による支笏湖や恵庭岳、風不死岳の誕生がパネルと動画により解説されている
火山噴火による支笏湖や恵庭岳、風不死岳の誕生がパネルと動画により解説されている
透明な支笏湖の模型が解説に合わせてブルーやグリーンに彩られる
透明な支笏湖の模型が解説に合わせてブルーやグリーンに彩られる

2014年の大雨のために観覧台が壊れるなどの被害を受け、落石の危険などがあるためそのまま閉鎖になっている「苔の洞門」の実物大パネルや自然の中を歩く疑似体験ができるVR装置などもあります。支笏湖周辺を散策する際、より大自然を身近に感じることができる情報や知識が得られますので、まずは立ち寄ってみるのをおすすめします。

▼支笏湖ビジターセンター
住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地
駐車場:あり
URL:https://shikotsukovc.sakura.ne.jp/index.html

湖畔まで下り、「山線鉄橋」を渡る

支笏湖ビジターセンターを見学後、せっかくなので徒歩で行けるところまで行ってみることにしました。

高台から風不死岳を望む。残念ながら樽前山の頂上は雲で見えず。左手には赤い山線鉄橋が見える
高台から風不死岳を望む。残念ながら樽前山の頂上は雲で見えず。左手には赤い山線鉄橋が見える
鉄骨がX型に組まれたダブルワーレントラス橋の「山線鉄橋」はイギリスから輸入されたもの
鉄骨がX型に組まれたダブルワーレントラス橋の「山線鉄橋」はイギリスから輸入されたもの

1899年(明治32年)に鉄道のための橋として空知川に架けられましたが、1923年(大正12年)にこの場所に移設されたそうです。その後、鉄道橋としての役目を終え、千歳川を渡るための歩道橋として利用されています。

かつてはこの橋の上を小型機関車が走っていた
かつてはこの橋の上を小型機関車が走っていた
トラスのフレームの向こうに観光船とそびえる恵庭岳
トラスのフレームの向こうに観光船とそびえる恵庭岳
千歳川の水面に支笏湖ブルーの片鱗が
千歳川の水面に支笏湖ブルーの片鱗が

最大深度約360m、平均水深約265mと深度は湖として国内2番目、ずば抜けた透明度の高さを誇る支笏湖。その透明度と水質の良さから光に照らされると現れる鮮やかな支笏湖ブルーは今回、残念ながら見られませんでしたが、静かな湖畔の散策もなかなか味がありました。

▼山線鉄橋
住所:北海道千歳市支笏湖温泉
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.welcome-to-chitose.jp/archives/tourism/336.html

ソフトクリームで支笏湖ブルーを楽しむ

支笏湖温泉街の方に戻ります。お土産物屋や飲食店が立ち並ぶ辺りを歩くと、あちらこちらに「チップ解禁」の看板を見かけます。

各お店で「今が旬!」とアピールされる支笏湖チップ
各お店で「今が旬!」とアピールされる支笏湖チップ

歩いていると、「北のうまいもん店 碧水」で良いものを見つけました。

ソフトクリームをはじめとして、揚げいも、海鮮焼きなど北海道らしいメニューがずらりと並ぶ「北のうまいもん店 碧水」
ソフトクリームをはじめとして、揚げいも、海鮮焼きなど北海道らしいメニューがずらりと並ぶ「北のうまいもん店 碧水」

支笏湖ブルーをほうふつとさせる、「支笏湖ブルーサンデー」です。

目に鮮やかなブルーのソースがトッピングされた「支笏湖ブルーサンデー」500円(税込み)
目に鮮やかなブルーのソースがトッピングされた「支笏湖ブルーサンデー」500円(税込み)

ソフトクリームは砂川市の岩瀬牧場のもの。支笏湖ブルーを模した鮮やかなブルーはラズベリーソースです。コクがありながらさっぱりとした味わいのソフトにラズベリーソースのほんのりとした甘酸っぱさがアクセントになります。ドライブの最後にようやく支笏湖ブルーに出会えました。

支笏湖や期間限定の地元グルメを満喫できたので、ステーションへと帰ります。帰り道では鹿にも遭遇しました。

「鹿飛び出し注意」の看板が多い。この日も2頭の鹿が飛び出してきた。その後も道路脇で草を食べる鹿の姿が
「鹿飛び出し注意」の看板が多い。この日も2頭の鹿が飛び出してきた。その後も道路脇で草を食べる鹿の姿が

夕方は、特に動物たちが食事のために活発に動きます。動物の飛び出しにはくれぐれも注意して北海道の自然の中のドライブを楽しんでください。

▼北のうまいもん店 碧水
住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地
駐車場:あり
URL:
https://www.welcome-to-chitose.jp/archives/gourmet/%E5%8C%97%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%84%E3%82%82%E3%82%93%E5%BA%97%E3%80%80%E7%A2%A7%E6%B0%B4

今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ライズ」

国産では珍しい5ナンバーサイズのSUVトヨタ「ライズ」。コンパクトで丸みのあるデザインは愛嬌がありますが、アップダウンが多い山道でもスムーズな走りを見せてくれました。

コンパクトながらタイヤ回りには迫力があるトヨタ「ライズ」
コンパクトながらタイヤ回りには迫力があるトヨタ「ライズ」

車体が高すぎないため乗り降りもスムーズ、しっかりしたボディですが、小回りが利くため、混雑する観光地の駐車場などでも安全に操作できます。

トヨタ「ライズ」のゆったりとした室内
トヨタ「ライズ」のゆったりとした室内

札幌から約1時間半で、北海道の大自然が満喫できた今回のドライブ。支笏湖ブルーを満喫する爽快な湖畔沿いドライブ、三井のカーシェアでぜひお楽しみください。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ベーシック
・時間料金: 5,700円(12時間パック)
・距離料金: 3,560円(20円×178km)
合計:9,260円

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