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ジープなのにコンパクト「レネゲード」の内装や使い勝手を見てみよう!

ジープ(jeep)と聞くと、象徴的な「ラングラー」をはじめ、大きくて無骨なクルマをイメージする方も多いのではないでしょうか?

実は、ジープブランドの中も、日本の都市部にもピッタリなコンパクトサイズのSUVがあります。それが、今回紹介する「レネゲード」です。

なんと、ボディサイズは「ヤリスクロス」や「ヴェゼル」と変わりません。そう聞くと俄然、興味が湧いてきませんか?

<目次>
ユニークなキャラクターを持つコンパクトなジープ
「レネゲード」の特徴的な操作と機能
ゴルフバッグを載せるには?「レネゲード」のシートアレンジ
「隠れジープ」を探そう!
「レネゲード」の料金とステーション

ユニークなキャラクターを持つコンパクトなジープ

ジープブランドのクルマでありながらもコンパクトなボディを持つ、ユニークな「レネゲード」。そのユニークさは、このクルマが生まれた背景にあります。同じステランティス傘下にあるフィアットの「500X」はメカニズムを共有する兄弟車で、生産国はイタリアというグローバルモデルなのです。

7つの縦スリットを持つ「セブンスロットグリル」はジープを象徴するデザイン
7つの縦スリットを持つ「セブンスロットグリル」はジープを象徴するデザイン

とはいえ、姿形は紛れもなくジープ。プロポーションは丸っこく愛らしい印象ですが、フロントマスクをはじめ、ひとめでジープだとわかる個性を放っています。

ボディサイズは、全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,695mm。ホンダ「ヴェゼル」が、全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580mmですから、「レネゲード」のコンパクトさがわかるでしょう。

かわいらしさとたくましさが同居する個性的なスタイリングが魅力
かわいらしさとたくましさが同居する個性的なスタイリングが魅力

三井のカーシェアーズで導入したレネゲードは、「Limited」というFF(前輪駆動)ガソリンエンジンのグレードです。レザーシートの内装は、アウトドアギアのような道具感を感じさせてくれます。

助手席前のグリップなど、ジープらしさを感じさせる形状が気分を盛り上げてくれる
助手席前のグリップなど、ジープらしさを感じさせる形状が気分を盛り上げてくれる
シートはレザー。運転席のみ電動調整式のパワーシートとなっている
シートはレザー。運転席のみ電動調整式のパワーシートとなっている
スクエアな形状のおかげで狭さを感じない後席。前席の下につま先が入るので足元も十分
スクエアな形状のおかげで狭さを感じない後席。前席の下につま先が入るので足元も十分

コンパクトサイズのSUVゆえに荷室はそれほど広くありませんが、「2人+荷物」であればキャンプ道具などを積載してのアウトドアも楽しめるでしょう。シートアレンジについては後述します。

奥行きはあるものの幅が限られているため、ゴルフバッグを横に載せることはできない
奥行きはあるものの幅が限られているため、ゴルフバッグを横に載せることはできない

>>>「新型ヴェゼル」の解説はこちら

>>>「ヤリスクロスHYBRID」の解説はこちら

「レネゲード」の特徴的な操作と機能

ここから、「レネゲード」を利用するにあたって知っておきたい操作方法や機能を紹介しましょう。まず、エンジンスタートボタンは、ステアリングコラムの右側にあります。インストルメントパネルではないので、覚えておきましょう。

ステアリングコラムに設置されるエンジンスタートボタン
ステアリングコラムに設置されるエンジンスタートボタン

シフトレバーは、オーソドックスなレバー式。前方にロックボタンがあるので、レバーを握るようにして操作します。その後方に、電動パーキングブレーキのスイッチがあります。

オートマチックは6速のデュアルクラッチ式で小気味よく走る
オートマチックは6速のデュアルクラッチ式で小気味よく走る

エアコンなどの操作は、インストルメントパネルの中央にまとめられています。オーディオの操作はタッチパネルでもできますが、音量調整がダイヤルでできるのが便利です。また、ジープ車でユニークなのは、ハンドルの裏にオーディオのコントロールができるスイッチがあること。

写真ではシフトレバーで隠れているが、USBポートも用意されている
写真ではシフトレバーで隠れているが、USBポートも用意されている
ハンドルを握ったまま、スポーク裏のスイッチでボリュームや選局などが操作できる
ハンドルを握ったまま、スポーク裏のスイッチでボリュームや選局などが操作できる

そのため、ハンドルの前面にあるステアリングスイッチにオーディオコントロール機能はなく、左がハンズフリー通話、右が運転支援機能となっています。

輸入車のためウインカーレバーが左、ワイパーレバーが右になっていることにも注意
輸入車のためウインカーレバーが左、ワイパーレバーが右になっていることにも注意

インストルメントパネル中央に設置されるインフォテイメントシステムは、オーディオやBluetooth接続の設定、シートヒーターの操作などが行えます。画面下に並んでアイコンをタッチして、各機能を呼び出す方式です。

画面下に並ぶメディア、A/C、コントロール、カスタマイズ、電話、設定から機能を呼び出す
画面下に並ぶメディア、A/C、コントロール、カスタマイズ、電話、設定から機能を呼び出す
シートヒーターは画面上でのみから操作可能。ステアリングヒーターも装備されている
シートヒーターは画面上でのみから操作可能。ステアリングヒーターも装備されている

もうひとつ、給油口についてもお伝えしておきましょう。給油口は、ドアロックを解除した状態で押すと開く方式。これは、他の輸入車でも共通ですが、「レネゲード」では、中のキャップのないキャップレスタイプとなっていることが特徴です。キャップに触れることなく給油ができるので、手を汚す心配がありません。

キャップレスタイプの給油口。燃料は輸入車のためハイオクを使用する
キャップレスタイプの給油口。燃料は輸入車のためハイオクを使用する

>>>知っておきたいクルマの「基本の操作」を解説

ゴルフバッグを載せるには?「レネゲード」のシートアレンジ

先に少し触れたシートアレンジと荷室について、説明していきます。リヤシートは、このクラスのクルマでは珍しい「4:2:4」の分割可倒式です。

シートの倒し方はごく一般的な、肩口のレバーで操作するタイプ
シートの倒し方はごく一般的な、肩口のレバーで操作するタイプ

リヤシートを倒すと、フロアに段差ができることもなく、フラットな荷室が現れます。ゴルフバッグを持ち込んでみると、横向きには載らなかったので、リヤシートを倒して載せてみました。

シートを倒せばゴルフバッグも十分に載せられる
シートを倒せばゴルフバッグも十分に載せられる
「4:2:2」分割を生かせば、中央部だけを倒してセンタースルーにすること
「4:2:4」分割を生かせば、中央部だけを倒してセンタースルーにすることも
中央部だけを倒したいときは、シート前面にあるストラップを引く
中央部だけを倒したいときは、シート前面にあるストラップを引く

4人でのゴルフドライブは難しそうですが、3人までなら対応できそうです。

>>>「ゴルフバック」車種別おすすめの積み方/上手な積み方

「隠れジープ」を探そう!

「レネゲード」に乗ったら、ぜひ“探してほしいもの”があります。それは「隠れジープ」です。レネゲードの内装各所には、次のようなジープのモチーフがいくつもあります。

ひとめで「ジープだ」とわかるモチーフが随所にある
ひとめで「ジープだ」とわかるモチーフが随所にある
あえて場所は言わないので、ぜひ探してみてほしい
あえて場所は言わないので、ぜひ探してみてほしい

「レネゲード」の料金とステーション

そんなユニークで楽しい「レネゲード」は、2025年1月現在「新宿サブナード(地下駐車場)」ステーションと「ららぽーと豊洲(本館5階駐車場)」ステーションに設置しています。車種クラスは、「プレミアム」、ベーシックプランでの料金は以下となります。

なお、ユニークなコンパクトなSUVとしては、「レネゲード」のほかにも、輸入車を含め複数の車種を導入しています。

トヨタ「ヤリスクロス GRスポーツ」
トヨタ「ヤリスクロス GRスポーツ」

>>>車種紹介記事はこちら

スズキ「クロスビー」
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>>>車種紹介記事はこちら

スズキ「ジムニー」
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フォルクスワーゲン「T-CROSS」
フォルクスワーゲン「T-CROSS」

>>>車種紹介記事はこちら

気になる車種に気軽に乗れるのが、三井のカーシェアーズの魅力のひとつ。みなさんのお気に入りの車種の中に、「レネゲード」も加えてもらえたらうれしいです!

コンパクトSUVで楽しいドライブへ!
コンパクトSUVで楽しいドライブへ!

>>>「レネゲード」があるステーション

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>>>「新宿サブナード」ステーションの行き方/帰り方

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