カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログドライブの知識 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 02 Jul 2025 19:00:00 +0000 ja hourly 1 こんなときどうする?時間指定標識に斜め合流時のウインカー……運転中の「迷い」を解決する知識集 https://blog.carshares.jp/26333/ https://blog.carshares.jp/26333/#respond Wed, 25 Jun 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=26333 細い道路から幹線道路へ、斜めにつながる丁字路交差点。交差する道路との角度が浅いと、ウインカーを進行方向に出すべきか、それとも反対方向に出すべきかを迷ってしまうもの。

ここでは運転に慣れた人でも判断に迷いやすいシチュエーションを取り上げ、正しい解釈や運転の仕方を紹介します。

<目次>
シチュエーション(1):右折待ちをしていたら信号が赤に…
シチュエーション(2):ゼブラゾーンの上は走ってもいい?
シチュエーション(3):片側3車線、どの車線を走るのがベスト?
シチュエーション(4):「7-9」の補助標識、この時間は走行OK? NG?
シチュエーション(5):高速道路の合流は早めにすべき?
シチュエーション(6):斜めの「止まれ」、ウインカーは右?左?
シチュエーション(7):執拗なあおり運転…ドライバーが110番してもいい?
とっさのシチュエーションに迷わないために

シチュエーション(1):右折待ちをしていたら信号が赤に…

交差点で右折待ちをしていたら、信号が赤になってしまった。また青になるまで、待っているべき? それとも曲がってしまうべき?

右折待ちをしていたら赤信号に…そんな時どうすれば?
右折待ちをしていたら赤信号に…そんな時どうすれば?

交通量の多い道路では対向車が多く、右折できないまま信号が赤になってしまうことがあります。

また、青信号になるまで待つべきか、それとも曲がってしまうべきかは、自身のクルマがどこで停止しているかによって決まります。

道路交通法施行令第1章第2条によると、停止線を越え、交差点内で停止して右折待ちをしていた場合、「赤信号になっても進んでいい」とされています。これは、交差点内に留まるのは危険で、周囲に迷惑をかけてしまうため。

信号が変わってからも交差点内に留まると、「交差点等進入禁止違反」で罰則を受けるおそれがあります。停止線より手前で停止している場合は、そのまま次の青信号になるまで待ちましょう。

>>>都内を一人で運転するときに使えるドライブテクニック~基本編〜

シチュエーション(2):ゼブラゾーンの上は走ってもいい?

交差点の手前や車線が合流する地点の手前などに描かれる、シマシマ模様の「ゼブラゾーン」。

このゼブラゾーンは走行していいの? いけないの?

右折車線の前などにあるゼブラゾーンは入ってもいい?
右折車線の前などにあるゼブラゾーンは入ってもいい?

ゼブラゾーンは通称で、正式な呼称は「導流帯(どうりゅうたい)」。国家公安委員会告示の『交通の方法に関する教則』には、導流帯を「車の通行を安全で円滑に誘導するため、車が通らないようにしている道路の部分であること」と説明しています。

走行しないことが望ましい導流帯ですが、道路交通法では(地域による例外はあるものの)導流帯の走行を禁止しておらず、走行しても罰則の対象となりません。

なお、道路上のシマシマ模様は、消防署や警察署の前などにも描かれています。

消防署や警察署前のシマシマ部分は「停止禁止部分」
消防署や警察署前のシマシマ部分は「停止禁止部分」

こちらは導流帯ではなく「停止禁止部分」で、わずかな時間であっても停止すると罰則の対象となります。信号などで停止が予想される場合は手前で停止し、出動する緊急車両の邪魔にならないよう心がけましょう。

>>>「センターライン」の種類(白、オレンジ、破線)と意味をおさらいしよう

シチュエーション(3):片側3車線、どの車線を走るのがベスト?

キープレフトとはいうけれど、片側3車線の道路で走るべき車線は左・中央・右のどれでしょうか?

空いている車線を選べばいい…わけではない
空いている車線を選べばいい…わけではない

道路交通法第20条第1項(車両通行帯)によると、一般道、高速道路ともに車両は左側端から数えて、一番左の車両通行帯(車線)の走行が原則です。

また、片側3車線以上を有した道路では「速度に応じ、一番右側の車線以外を走行することができる」とあります。これは、一般道での一番右側の車線は追越し、右折、分岐のためのもので、理由なく走行することはできない、ということ。

“速度に応じ”の一文から、一番左側の車線での流れ(速度)が遅い場合、右隣の車線(第二走行車線)を走行することができます。

市街地や交通量の多い道路では、左折車や路上駐車などにより、左側車線の流れが悪くなることも。そのような場合、第二走行車線を走行しても問題がないことを覚えておきましょう。

>>>二車線に右折レーン…「大きな道路」を走るポイントとテクニックを解説

シチュエーション(4):「7-9」の補助標識、この時間は走行OK? NG?

標識の下に、「7-9」など時間の書かれた補助標識がついていることがあります。

この場合、7~9時の間、走ってもいい? それともこの時間帯は走れない?

ここでは、下の画像の標識を例に解説していきます。

瞬時に判断しづらいだけに、読み方を知っておくことは大事
瞬時に判断しづらいだけに、読み方を知っておくことは大事

まず、上の青い標識は「歩行者専用道路」であることを表し、認められた車両以外は通行することができません。

通行が認められた車両とは、緊急車両や身体障がい者の送迎車、集配車、沿道に車庫があることを認められたクルマなどです。

「歩行者専用道路」の下の標識は「補助標識」で、補足情報を表記しています。

歩行者専用道路はクルマだけでなく、バイクや原動機付自転車、自転車を含む軽車両も通行できませんが、画像の道路は「自転車を除く」、つまり「自転車は通行できる」ことを表しています。

「土・日曜、休日を除く7-9 13-16」の表記は歩行者専用道路が実施される日時などの条件を記したもの。この場合は、土・日・休日を除いた月曜日から金曜日の7~9時までと、13~16時が歩行者専用道路となることを示します。

つまり、補助標識にある条件に合致するときが、「この標識が有効である」ということです。

では、次の標識は何を示しているでしょうか?

補助標識はさまざまな標識につけられているので注意したい
補助標識はさまざまな標識につけられているので注意したい

答えは「8~20時の間は直進のみ」です。早朝や深夜は、右左折ができます。

>>>駐停車禁止に時間指定……忘れがちな標識をおさらい

シチュエーション(5):高速道路の合流は早めにすべき?

IC(インターチェンジ)やJCT(ジャンクション)、SA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)など、付加車線から本線への合流や、車線の減少による車線変更など、高速道路ではたびたび合流の機会が訪れます。

これらの合流ポイントで車線変更を行うタイミングは、早く行うべきか、それとも遅く(付加車線や減少する車線の終端くらい)行うべきか……。ドライバーの考え方や感情の問題もあり、長く討論されてきました。

タイミングが難しい合流のキーワードは「ファスナー合流」
タイミングが難しい合流のキーワードは「ファスナー合流」

2019年にNEXCO中日本が渋滞緩和策として「ファスナー合流」大作戦を実施。合流を遅く行うよう、初めて合流のタイミングについてのアナウンスが行われました。

ファスナー合流とは、合流する側の車両が付加車線の終端まで進み、本線側の車両と1台ずつ交互に合流するといったもの。その様が締まるときのファスナーに似ていることから名付けられました。

「ファスナー合流」大作戦により、渋滞を起因とする損失時間が3割、減少し、NEXCO中日本では本格的にファスナー合流を推奨。NEXCO東日本とNEXCO西日本、JAFやいすゞ自動車もファスナー合流の推奨を開始しました。

「ファスナー合流」大作戦では、ファスナー合流は渋滞時のみを対象としていましたが、現在では渋滞の有無に関わらず、合流ポイントでのファスナー合流を呼びかけています。

>>>【運転の苦手克服】ETCゲートの入り方から合流や車線変更まで、高速道路の「怖い」を解消するポイント8+1

>>>クイズで覚える間違いやすい交通ルール ~高速道路編~

シチュエーション(6):斜めの「止まれ」、ウインカーは右?左?

細い道路から幹線道路へ、斜めにつながる丁字路の交差点。接続する道路の角度が浅いと、付加車線からの車線変更のように「進行(曲がる)方向とは逆側に、ウインカーを点灯しなくてはならないのでは?」と、迷ってしまうもの。

ウインカーを進行方向に出すか、それとも反対方向に出すかは、道路の接続場所が交差点か、それとも付加車線や側道の合流ポイントかで判断します。

側道から国道への合流や河川沿いの道路でよくあるシーン
側道から国道への合流や河川沿いの道路でよくあるシーン

道路交通法第1章第2条5項にて、交差点は「十字路、丁字路その他二以上の道路が交わる場合における当該二以上の道路(歩道と車道の区別のある道路においては、車道)の交わる部分をいう」と定義されています。

要約すると「交差点は2本以上の道路が交わっている場所」。一方、交差点でない道路の接続場所は、付加車線(側道)から本線に接続する合流ポイントが該当します。

道路の接続場所が交差点ならば、ウインカーは進行方向(曲がりたい方向)に出す。

付加車線の合流ポイントならば車線変更として、合流する車線がある側にウインカーを出します。つまり、今回のシチュエーションでは「左」というわけ。

停止線があるかどうかで判断できる
停止線があるかどうかで判断できる

正しくウインカーを出すには、道路の接続場所が交差点か合流ポイントかを判断する必要があります。

交差点ならば、多くの場合、停止線や一時停止(止まれ)の標識、信号機があります。走行している道路が本線と平行して走り、接続場所に白い破線(車線境界線)が引かれている場合は合流ポイントになります。付加車線に停止線や信号機が設けられているケースもあり、この場合は交差点として扱います。

道路交通法では、右左折の合図と車線変更の合図は区別されており、間違った方向にウインカーを出すと罰則を受けるおそれがあります。

また、右左折を知らせるウインカーは交差点の30メートル手前から出す。車線変更を知らせるウインカーは3秒前から出すとされているので、こちらにも注意しましょう。

シチュエーション(7):執拗なあおり運転…ドライバーが110番してもいい?

「あおり運転(妨害運転)」とは、後方から車間距離をつめて威嚇する、前に割り込み急ブレーキをかけて走行妨害、幅寄せといった、悪質で危険な運転行為を指します。

あおり運転を受けた際、同乗者がいるのなら携帯電話で110番してもらい、警察の指示に従います。問題はドライバーしかいないとき。

あおり運転を通報したいけど、車内には自分ひとり…そんなときは?
あおり運転を通報したいけど、車内には自分ひとり…そんなときは?

運転中の電話は「ながら行為」に該当し、道路交通法第71条(運転者の遵守事項)5の5にて禁じられています。

しかし、「傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く」ともあるので、危険なあおり運転を受けての通報は必ずしも罰則の対象とならないのです。

とはいえ、通報のためであっても、運転しながらの携帯電話の操作が危険であることに変わりありません。

まずは速度を落として路肩によるなど、後続車に追い抜きを促し、それでもあおり運転が続くようなら、SA・PAやコンビニエンスストアの駐車場、警察署や派出所に避難することをすすめます。

決してその場で停車せず、ひとけのある場所へ避難しよう
決してその場で停車せず、ひとけのある場所へ避難しよう

もし、相手のクルマがついてきたら、ひとけのある場所にクルマをとめて110番します。安全のためドアをロックして車外に出ず、相手のドライバーの要求には一切、応じないようにしてください。

あおり運転だと判断する前に注意してほしいのが、自身の出している速度です。

高速道路の本線には「最低速度」が設けられており、違反する速度で走り続けると「最低速度違反」として罰則の対象になるだけでなく、あおり運転を“している側”と見なされる場合もあります。

なお、多くの携帯電話には、すぐに緊急通報ができる機能が備わっています。操作方法は機種によって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

>>>あおり運転「しない・させない」安全運転のポイント

とっさのシチュエーションに迷わないために

クルマを運転していると、実にさまざまな場所や出来事に遭遇します。中には「こんなときどうすれば……」と、判断に迷うシーンもあるでしょう。

今回、取り上げたシチュエーションは代表的なもの。頭に入れておくことで、迷わずにすむ場面もある……かもしれません。このページをブックマークし、定期的に見返すのもおすすめです。

>>>教習所では習わない「運転上達のコツ」で運転の達人になろう!

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子どもの乗車定員の数え方は?快適な子連れドライブのポイント https://blog.carshares.jp/21351/ https://blog.carshares.jp/21351/#respond Wed, 21 May 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=21351 子どもと出かけるときは、何かと荷物が多くなりがちです。特に、小さな子どもがいる場合、ベビーカーでの移動など、公共交通機関よりもクルマでのお出かけの方が楽なことも。

今回は、意外と誤解が多い子どもの乗車定員の数え方やファミリーでのドライブを安全でさらに快適にするためのポイントや注意点をまとめました。

<目次>
誤解されがちな子どもの乗車定員の数え方
大前提はチャイルドシート・シートベルトの着用
チャイルドロック/ウインドウロックで安全に
大人と違う「暑さ・寒さ」への対処
30分~1時間に1回はリフレッシュを
長時間の渋滞はどうする?
三井のカーシェアーズで乗れる子育て世代におすすめの車種
快適なドライブでさらに楽しい思い出を!

誤解されがちな子どもの乗車定員の数え方

クルマには車種ごとに乗車定員が定められていますが、子どもが含まれると計算方法が変わってきます。意外と誤解されがちなのが、子どもの乗車定員の数え方。子どもの乗車定員の数え方を「大人の1/2」と誤解している方も多いようです。

「道路運送車両の保安基準第53条第2項」では、12歳以上の者1人は12歳未満の小児または幼児1.5人に相当すると定められています。

そのため、「12歳未満の子ども1.5人=大人1人」として計算します。子どもが3人であれば、大人2人に相当する計算となります。

習い事の送迎や乗り合わせてドライブをするなど、12歳未満の子どもを乗せる場合には、特に注意が必要です。子どもの最大乗車定員が計算できるサイトなどを活用するのもおすすめ。1人でも超過していると罰則の対象になるので、注意しましょう。

ただし、乗車定員のうえで問題はなくても、チャイルドシートやシートベルトの着用が重要であることを忘れてはいけません。

大前提はチャイルドシート・シートベルトの着用

子どもをクルマに乗せるときの大前提が、チャイルドシートの利用です。日本の法律では、6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化されています。

6歳を超えても身長150cm程度まではチャイルドシート(ジュニアシート)を
6歳を超えても身長150cm程度まではチャイルドシート(ジュニアシート)を

チャイルドシートには、乳児用のベビーシート、幼児用のチャイルドシート(ベビーシートとの兼用タイプが一般的)、学童用のジュニアシートの3種類があり、安全のため、6歳を越えても身長150cm程度までは、ジュニアシートを利用することが推奨されています。

また、ジュニアシートは、シートベルトを着用することが前提です。「乗車定員が大人の2/3換算」だからといって、シートベルトを着用せずに乗車することは危険です。

チャイルドロック/ウインドウロックで安全に

子どもは走行中、クルマの中のさまざまな部分に興味を持ちます。ときに、パワーウィンドウスイッチやドアの開閉レバーをいじってしまうことも……。

当然ですが、走行中に窓やドアが開くと落下などの危険がともないます。そんな事態を防ぐため、クルマに必ず用意されているのが「チャイルドロック」と「ウインドウロック」です。

後席ドア側面のレバーで操作するチャイルドロック
後席ドア側面のレバーで操作するチャイルドロック

「チャイルドロック」は、ドアを車内から開けられなくする仕組み。この機能は後席ドアに搭載され、ドアを開けた側面のレバーで操作します。その上で、ドアを開けるときは、必ず大人が外から行うようにしてください。

一方の「ウインドウロック」は、パワーウィンドウのスイッチを無効にする仕組み。

運転席側スイッチパネルにある、窓に×がついたマークがウインドウロック
運転席側スイッチパネルにある、窓に×がついたマークがウインドウロック

一般的に、運転席のパワーウィンドウスイッチ部にウインドウロックのスイッチがあり、ロック状態にすることで、後席のパワーウィンドウスイッチを操作しても、窓を開けられなくなります。

換気などのため窓を開けるときは、子どもの頭の高さより下まで開けないように。落下を防ぐだけでなく、万が一の衝突時などに窓の上端が顔や頭に接触しないようにするためです。

出発前に、「チャイルドロック」と「ウインドウロック」を行い、子どもの突発的な飛び出しや落下を防ぎましょう。

大人と違う「暑さ・寒さ」への対処

子どもの身体は大人と異なり、体温調節がうまくできません。暑さ・寒さには、十分に注意してあげてください。ポイントは2つ。エアコンの風と日差しです。

特に日差しの強い夏場は子どもと大人で暑さの感じ方が違う
特に日差しの強い夏場は子どもと大人で暑さの感じ方が違う

大人よりも着座位置の低い子どもは、エアコンの風の当たり方が大人とは異なります。また、大人では気にならない日差しが顔に当たる場合も多いため、大人以上に車内では暑さや寒さを感じやすいものです。冷たい風で冷えていないか、直射日光で暑くなっていないかを適宜、気にしてあげるようにしましょう。

直射日光対策のため、カー用品店やホームセンター、100円ショップなどでサンシェード(日よけ)を購入しておくのもおすすめです。冷え対策のためにブランケットを用意していくのもいいでしょう。

30分~1時間に1回はリフレッシュを

チャイルドシートに座っていても、クルマの中での子どもの目線は大人よりも低く、外が見えづらいものです。また、各種チャイルドシートに乗る子どもは身動きが取りづらく、心身ともにストレスが溜まります。

外の空気を吸って、身体をストレッチしよう
外の空気を吸って、身体をストレッチしよう

外が見えづらいと退屈してしまうだけでなく、クルマ酔いもしやすくなるため、いつも以上に急アクセルや急ハンドルなど「急」のつく操作をせず、丁寧で穏やか運転を。そして、30分~1時間に1回はクルマを止めて外に降り、心と身体のリフレッシュをするようにしてください。

長時間の渋滞はどうする?

子どものことを考えると、18~19時には家に帰っていたい。そう思うのは、みんな同じです。休日の夕方に渋滞が起きるのは、このような理由も。仮に往路が1時間だったとしても2時間、場合によっては3時間かかってしまう事態もあるものです。

渋滞を避けて帰宅するには、できるだけ17~19時の時間帯を外すのが得策。渋滞情報をチェックした上で15時をすぎたら帰宅の準備を始め、準備ができ次第出発するとスムーズに帰れるでしょう。

渋滞を避けるためには早めの出発を
渋滞を避けるためには早めの出発を

もし、渋滞が早くから発生してしまっているときや、出発が遅くなって渋滞に巻き込まれることが確実視されるようなときは、渋滞が収まるまで待つのも一考です。帰宅は遅くなりますが、「食事をしてゆっくり帰ろう」と思うぐらいの方が、心にゆとりもできていいでしょう。

とはいえ、どうしても渋滞に巻き込まれることはあります。そんな時のために、クルマの中で遊べるおもちゃや、空腹を満たせるお菓子などを用意しておくのを忘れずに。ペットボトルの水や携帯用のトイレも、持っておくといいでしょう。

長時間ドライブでは、子どもが大好きなぬいぐるみやおもちゃがあると重宝する
長時間ドライブでは、子どもが大好きなぬいぐるみやおもちゃがあると重宝する

>>>子どもとのドライブ「あると便利なグッズ」とクルマの選び方

三井のカーシェアーズで乗れる子育て世代におすすめの車種

買い物や習い事の送迎などの街乗りには、軽自動車や小回りが効くミニバンがおすすめです。2022年にフルモデルチェンジした「新型シエンタ」は、コンパクトながらも7人乗車できます。スライドドアを採用しているのもファミリーに人気のポイント。

ボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm。乗車人数に合わせたシートアレンジが可能。街乗りだけでなく、アウトドアなど多様な使い方ができる
ボディサイズは全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mm。乗車人数に合わせたシートアレンジが可能。街乗りだけでなく、アウトドアなど多様な使い方ができる

>>>「新型シエンタ」が設置されているステーション
>>>「新型シエンタ」さらに使いやすくなったコンパクトミニバンで家族のお出かけを快適に!

ホンダの「フィット」はコンパクトながらも広い荷室と視野の良さで、運転初心者でも不安なくドライブできます。

ボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695 mm×全高1,540mmで、ちょうどいいサイズ
ボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695 mm×全高1,540mmで、ちょうどいいサイズ

>>>「フィット」が設置されているステーション
>>>待望の「フィット」が三井のカーシェアーズに登場!使い勝手をチェックする

「家族がいちばん楽しめて、家族がいちばんくつろげるミニバン」というコンセプトの新型「セレナ」は、長距離のお出かけにおすすめ。機能性や快適性にもこだわった室内空間で、ゆったりとドライブが楽しめます。

ボディサイズは全長4,690mm×全幅1,695m×全高1,870mm。扱いやすい5ナンバーサイズ。室内空間は広い方がいいけれど、大きなクルマの運転には抵抗がある方におすすめ
ボディサイズは全長4,690mm×全幅1,695m×全高1,870mm。扱いやすい5ナンバーサイズ。 室内空間は広い方がいいけれど、大きなクルマの運転に抵抗がある方にはおすすめ

>>>「セレナ」が設置されているステーション
>>>新型「セレナ」便利な機能満載のファミリーに優しいミニバン

快適なドライブでさらに楽しい思い出を!

小さな子どもにとって、長時間のドライブや渋滞は苦痛となります。「チャイルドロック」や「ウインドウロック」で安全性を高めた上で、心身のどちらにもストレスとならないような心遣いが必要です。

「もうちょっとだから」と我慢を強いずに、安全で快適なドライブ環境を作ってあげてください。子どもが楽しくリラックスして過ごせれば、親御さんの心の余裕にもつながり、より楽しい思い出が作れますよ!

>>>子育て世代の車選び!人気の車種ラインアップや後悔しない選び方を解説。ファミリー向けカーシェアリングの活用法も

>>>ファミリーにおすすめの記事はこちら!

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買い物やアウトドアに役立つ! 上手な「荷物の載せ方」のポイント https://blog.carshares.jp/20207/ https://blog.carshares.jp/20207/#respond Thu, 10 Apr 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20207 家具や家電を買う、キャンプなどアウトドアに行く、引っ越しの荷物を運ぶ……。

日々、生活をしていると、年に数回は“クルマで大きな荷物を運ぶ機会”があるのではないでしょうか?

カーシェアを利用している人なら、普段よりも荷室の大きなクルマを選んで利用するでしょう。でも、荷物は“載ればいい”というものではありません。

載せ方によって、載せられる荷物の量は大きく変わりますし、加減速時やカーブを曲がるときに、荷物が動かないようにする必要もあります。最悪の場合、急ブレーキなどで荷物が座席に飛んできて、怪我をすることも……。

そこで今回は、安心・安全な「荷物の載せ方」を、SUVの「カローラクロス」をモデルにお伝えしていきます。

<目次>
大きく重いものから積み込み、動かないように
天井いっぱいまで荷物を積みたいときは
シートアレンジで空間を拡大!
長いものを積むときは運転に支障のないように
荷物を載せるのにおすすめの車種
クルマが選べるとライフスタイルの幅も広がる

大きく重いものから積み込み、動かないように

大小たくさんの荷物がある場合、まずは大きく重いものから載せていくのが原則です。ある程度の荷物を積んでしまうと、大きな物を入れるスペースはなくなってしまいますし、重い物を上に積むと、下の物を潰してしまいます。

走行中に荷崩れしないよう、不安定にならない積み方を
走行中に荷崩れしないよう、不安定にならない積み方を

また、大きく重い荷物であっても、そのまま置いただけでは走行中に動いてしまうことがあります。荷物が動かないようにするには、「バッグやクッションで隙間を埋める」「荷物を固定するラゲッジネットを利用する」「滑り止めを敷いておく」といった方法があります。

カーブや交差点を曲がるときに荷物が左右に滑ることも。隙間を埋めて荷物が動かないようにする
カーブや交差点を曲がるときに荷物が左右に滑ることも。隙間を埋めて荷物が動かないようにする

ラゲッジネットや滑り止めは車載されていないので、ご自身でご用意いただく必要がありますが、簡単な滑り止めであれば100円ショップで購入可能です。滑りやすいダンボール箱を載せるときなどは、事前に入手しておくといいでしょう。なお、荷室の床面などについているフックは、ラゲッジネットをかけるためのものです。

ラゲッジネットをかけるフックは通常4箇所に付いている
ラゲッジネットをかけるフックは通常4箇所に付いている
ホームセンターや100円ショップで売っている滑り止め
ホームセンターや100円ショップで売っている滑り止め

また、リアゲートを開けたとき、荷物が落ちないように配置することも大事です。荷物を下ろそうとリアゲートを開けたら、大事な荷物が落ちてきて壊れてしまった……なんてこともよくあります。十分に注意して、積載してください。

リアゲートで潰さないよう、荷物がボディをはみ出していないかにも注意
リアゲートで潰さないよう、荷物がボディをはみ出していないかにも注意

天井いっぱいまで荷物を積みたいときは

たくさんの荷物を積んでいくと、ときに天井まで荷物が届いてしまうようなときがあります。後方確認がしづらくなるのでできれば避けたいものですが、荷物状況によってはやむを得ない場合もあるでしょう。

このとき注意したいのは、「シートの高さより上」に荷物がくるとき。こうなると、ブレーキを踏んだとき前に荷物が飛んでくる可能性があるため、小さくて軽い物であっても乗員側に飛んでこないよう、動かないようにしっかり固定しましょう。

この状態でブレーキをかけたら荷物は運転席まで飛んでくる
この状態でブレーキをかけたら荷物は運転席まで飛んでくる

シートアレンジで空間を拡大!

荷室にそのまま入らない大きさの荷物を載せるときは、事前にシートを倒しておきましょう。一般的に、シートの肩口に倒すためのレバーがついているので、レバー操作でシートを倒します。また、左右が別々に倒れる分割可倒式シートを採用する車種もあります。荷物や乗車人数に応じて、シートのアレンジが可能です。

「カローラクロス」の後席を倒すレバー
「カローラクロス」の後席を倒すレバー
「カローラクロス」は4:6(1名:2名)の分割可倒式。乗車人数や荷物に合わせてアレンジできる
「カローラクロス」は4:6(1名:2名)の分割可倒式。乗車人数や荷物に合わせてアレンジできる
後席を左右とも倒した状態。車種によりシート部分と荷室床面に段差ができる
後席を左右とも倒した状態。車種によりシート部分と荷室床面に段差ができる

なお、シートを元の状態に戻すときは、カチっと音がするよう、勢いよくシートを戻してください。ふわっと戻しただけだとロックがかからない可能性があり、走行中にシートが動いて危険です。シートを戻すときは、シートベルトが隠れたり挟まったりしないように、注意しましょう。

シートベルトがシートの裏側に隠れたり挟まったりしないように注意する
シートベルトがシートの裏側に隠れたり挟まったりしないように注意する
シートを戻したときは、レバーの状態も確認する。車種により赤い印で戻っていないことを知らせる
シートを戻したときは、レバーの状態も確認する。車種により赤い印で戻っていないことを知らせる

長いものを積むときは運転に支障のないように

2列シートのクルマで後席シートを倒したときの奥行きは、「ハリアー」のようなSUVでも、160cmほど。長尺物を載せるときは、やはりミニバンがおすすめです。とはいえ、運転席や助手席まではみ出すような物は、載せないほうが安全。特に、窓にかかる高さの物を積むと、視界が妨げられるので大変危険です。

左右席間にはみ出す荷物も厳禁。急ブレーキによりフロントガラスを突き破る危険性も…
左右席間にはみ出す荷物も厳禁。急ブレーキによりフロントガラスを突き破る危険性も…

荷物を載せるのにおすすめの車種

今回はSUVの「カローラクロス」を例にしましたが、荷物を載せるなら床面が低く、室内高の高いワゴンやミニバンがおすすめです。

例えば、コンパクトな車種であれば「ルーミー」「スペーシアギア」「N-BOX」、より広い空間が必要ならば3列シートの「フリード」「シエンタ」「ヴォクシー」「 ステップワゴンAIR 」「セレナ」などが該当します。

ミニバンの3列目は車種によってシートの格納方法が異なり、「ヴォクシー」「セレナ」「アルファード」「フリード」は左右に跳ね上げる方式、「 ステップワゴンAIR」「シエンタ」は床下に収納する方式です。

軽自動車ながら室内空間の広い「スペーシアギア」
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床面の低さと、助手席までフラットになるシートアレンジが「スペーシアギア」の特徴
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コンパクトながら3列シートミニバンの「新型シエンタ」
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「新型シエンタ」は、2列目のシートは回転しながら折りたたまれる方式。3列目のシートは2列目の下に格納される方式で、さまざまなシートアレンジに対応
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コンパクトカーと同等の車幅で運転しやすい「新型ヴォクシー」
「新型ヴォクシー」の3列目シートは左右に跳ね上げるタイプ
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「ヴォクシー」「セレナ」と近いボディサイズの「ステップワゴンAIR」
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「ステップワゴンAIR」の3列目は床下格納で左右幅が広くとれる
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なお、シートの倒し方がわからないときは、車載マニュアルで確認できる他、三井のカーシェアーズのホームページからも車両マニュアルを閲覧できます。

クルマが選べるとライフスタイルの幅も広がる

運ぶ荷物に応じてクルマを使い分けられるのも三井のカーシェアーズの魅力。買い物もキャンプも引っ越しのサポートにも、さまざまなシーンで活用できます。

軽自動車やコンパクトカーを所有していて、大きなクルマが必要なときにだけ利用するような使い方も可能。クルマが選べると、ライフスタイルの幅も広がります。今回のブログを参考に、さらに楽しく豊かなカーライフをお過ごしください!

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