都市部での使い勝手もよく、ロングドライブもこなす人気のコンパクトSUVクラス。
三井のカーシェアーズでもトヨタ「ライズ」、同「ヤリスクロス」、スズキ「クロスビー」などを導入してきましたが、ここに新たな仲間、マツダ「CX-3」が加わりました。
グレードは、ガソリンエンジン搭載の「15S Touring」です。
<目次>
・ロングセラーも納得のスタイリング
・「ロードスター」のようにスポーティな内装
・マツダコネクトや360°ビュー・モニターなど機能充実
・こだわりの運転感覚と小気味よい走り
・「ライズ」「ヤリスクロス」「クロスビー」との違いは?
・「CX-3」の料金とステーション
ロングセラーも納得のスタイリング
「CX-3」は、「マツダ2(旧デミオ)」のSUV版として登場した、マツダのコンパクトSUV。
2015年登場と発売から10年を経たロングセラーで、「ロードスター」にも通じる内外装のデザインや、マツダのこだわりである“走り”に定評を得ているクルマです。

1,800mmを切るスリムな車幅ながら、黒い樹脂製のフェンダーアーチがSUVらしさを演出。発売から10年と、モデルチェンジをしてもおかしくない年月が経っていますが、デザインに古さを感じる部分はありません。


登場初期は1.5Lだったディーゼルエンジンが1.8Lに、2.0Lのガソリンエンジンが1.5Lにと、マイナーチェンジを重ねる中でエンジンバリエーションが変わっており、三井のカーシェアーズ導入車は1.5Lガソリンエンジンを搭載します。
「ロードスター」のようにスポーティな内装
インテリアは、まるで「ロードスター」がそのままコンパクトSUVになったかのように、シンプルかつスタイリッシュ。
ミドルクラスSUVの「CX-5」や「ハリアー」のような広さはないものの、運転席に座ったときも窮屈さは感じません。シンプルな操作系は手が届きやすく、扱いやすさを感じます。



運転席/助手席の空間を重視して作られている分、後席はややタイト。身長180cm程度の人が乗ると、天井に頭が触れるしまう可能性もあります。
後席にも人を乗せるときは、「CX-5」や「RAV4」「カローラクロス」など、ミドルクラス以上の車種を選ぶといいでしょう。
後席と同様に、荷室(ラゲッジスペース)もコンパクトカーなりの広さです。



日常の送迎や買い物なら十分ですが、ゴルフバッグや大型のスーツケースを載せるには、工夫が必要となるでしょう。
ちなみに床面は、「フレキシブルボード」により2段階になっていて、深さを拡大することができます。

マツダコネクトや360°ビュー・モニターなど機能充実
コンパクトSUVといっても、機能や装備が充実しているのが「CX-3」のいいところ。
ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)、電動パーキングブレーキ、駐車時に嬉しい360°ビュー・モニターやパーキングセンサー(フロント)など、上級車種に匹敵します。


「CX-3」を利用するうえで、知っておきたいのは、カーナビ機能などを内蔵する「マツダコネクト」の使い方。
ディスプレイはタッチパネルになっておらず、基本操作はシフトレバー後方にあるロータリーコマンダーで行います。


なお、Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応していて、Bluetooth接続により、iPhoneやAndroidスマートフォンのアプリを画面に映し出して使えます。
マップアプリだけでなく、Amazon MusicやLINE Musicといった音楽配信アプリも使えるので、ストリーミングで音楽を楽しむこともきます。

こだわりの運転感覚と小気味よい走り
実際に「CX-3」に乗ってみた印象をお伝えしましょう。
運転席に座ると、自然な位置にハンドルとペダルがあることがわかります。ドライビングポジション(運転姿勢)はマツダのこだわりのひとつ。
運転しやすいだけでなく、疲労や誤操作を防ぐ安全性にもつながります。


1.5Lのガソリンエンジンは、CVT(無段変速機)ではなく6速ATとの組み合わせで、走りにはダイレクト感があり、スポーティに小気味よく走ります。運転が好きな人なら、きっと気持ちよさを感じられるでしょう。

「ライズ」「ヤリスクロス」「クロスビー」との違いは?
三井のカーシェアーズでは、同じ車種クラス(べ―シック)に、「ライズ」「ライズHYBRID」「ヤリスクロス」「ヤリスクロスHYBRID」「ヤリスクロスGRスポーツ」「クロスビー」などのコンパクトSUVを導入しています。
そこで、各車との違いをチェックしてみましょう。
●CX-3

「CX-3」のボディサイズは全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mmと、全高の低さが際立ちます。立体駐車場に制限がある場合にメリットを感じる場面があるでしょう。
●ライズ/ライズHYBRID

「ライズ」のボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm。長さと幅ともに「CX-3」よりもひと回り小さく、全高が高いことから、より室内空間を重視する場合はコチラがおすすめです。
●ヤリスクロス/ヤリスクロスHYBRID/ヤリスクロスGRスポーツ

全長4,180mm×全幅1,765mm×1,590mmの「ヤリスクロス」は「CX-3」と似た寸法ながら、より全長が短くコンパクトさが際立ちます。荷室や後席は似ていますが、ボンネットが短く見切りはヤリスクロスの方が良いでしょう。
●クロスビー

「クロスビー」は全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmと、コンパクトSUV中でも小さく、軽自動車のような感覚で運転できます。全高が高いため、乗ってみると意外なほど広々しています。
ひとくちにコンパクトSUVといっても、それぞれが個性的。自分のライフスタイルや運転感覚に合うお気に入りが見つかるかもしれません。
「CX-3」の料金とステーション

今回、取り上げた「CX-3」の車種クラスは「ベーシック」です。ベーシックプランの場合、下記の料金でご利用いただけます。

川崎市内のステーションへの設置も多いので、お近くの方はぜひチェックしてみてください!
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