カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログT-CROSS – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 20 Nov 2024 19:00:00 +0000 ja hourly 1 シートの調整の仕方から後席の倒し方まで!知っておきたいクルマの「基本の操作」を解説 https://blog.carshares.jp/15130/ https://blog.carshares.jp/15130/#respond Wed, 06 Nov 2024 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=15130 シートの高さ調整ってできる? ゴルフバッグを積むため後席を倒すには……?

カーシェアで初めて乗るクルマやいつもと違う車種を利用するとき、操作に迷うこともあるでしょう。そこで、軽自動車から輸入車まで、さまざまな車種をお楽しみいただくために、「クルマの基本的な操作」をまとめました。

<目次>
リモコンキーは2タイプ
ハンドルがロックしてしまったら…?
シートの操作は手動式と電動式
ハンドル位置の調整も覚えておこう
ミラー調整も忘れずに
車種ごとに違うオートマチック車のレバー操作
パーキングブレーキは手・足・電動がある
輸入車のウィンカーレバーは左側
ヘッドライトはレバー式とダイヤル式
ETCは出発前にインジケーターランプをチェック
バックモニターは映り方が違うので注意
後席の倒し方やラゲッジの使い方は?
基本の操作を知って快適なドライブを!

リモコンキーは2タイプ

ドアロックの開け閉めをするだけでなく、エンジンをかけたりハイブリッドシステムを起動したりするときにも使う、リモコンキー。車種やグレードにより、「キーレスキー(キーレスエントリー)」タイプと、「スマートキー(スマートエントリー)」タイプがあります。

●キーレスエントリー(キーレスエントリー)

ドアロックの施錠/解錠のボタンとエンジンをかける金属製の鍵がある
ドアロックの施錠/解錠のボタンとエンジンをかける金属製の鍵がある

「鍵(キー)なし(レス)で乗り込む(エントリー)」という意味から「キーレスエントリー」と呼ばれるこのタイプは、リモコンのボタンでドアロックの施錠/解錠を行い、ハンドル側面にある鍵穴に金属のキー(メカニカルキー)を差し込んで回すことで、エンジンまたはシステムを始動します。

キーを差し込んだら一番奥まで回し、エンジンがかかったら手を離す
キーを差し込んだら一番奥まで回し、エンジンがかかったら手を離す

スライドドアのミニバンではスライドドアの開閉をするボタン、セダンではトランクを開けるボタンがある車種もあり、いずれも「長押し」で開閉します。

●スマートキー(スマートエントリー)

スマートキー(スマートエントリー)は、鞄や服のポケットに入れて携帯していれば、キー自体に触れることなくドアロックの施錠/解錠やエンジン(システム)の始動ができるタイプのキーです。

スマートキーは「差し込んで回す」ではなく「クルマのスタートボタンを押して」エンジンをかける
携帯しているだけでクルマの操作ができるスマートキー。金属のキーは緊急時用に内蔵されている

スマートキーの使い方を説明していきましょう。スマートキーは、リモコンのボタンを押さなくてもドアロックの解錠/施錠が可能。スマートキーをポケットや鞄の中に入れて身に着けていれば、ドアノブを握るだけで解錠できます(作動範囲は一般的にクルマから約1m前後まで)。施錠するときは、ドアハンドルの印のある部分、もしくはドアハンドル周辺にあるボタンを押します。

スマートキーを携帯していれば、ドアハンドルを握るだけで解錠する
スマートキーを携帯していれば、ドアハンドルを握るだけで解錠する
施錠するときはドアハンドルの印のある部分に触れる
施錠するときはドアハンドルの印のある部分に触れる
車種によってはドアハンドルやドアハンドル周辺にあるボタンを操作する
車種によってはドアハンドルやドアハンドル周辺にあるボタンを操作する

スマートキーでエンジンまたはシステムを始動するときは、ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンを押します。ブレーキペダルを踏まずにエンジンボタンを押すと、カーナビなどが使えるアクセサリーモードになり、エンジンはかかりません。必ず、ブレーキを踏みながら押してください。

スタートボタンのある場所は車種によってさまざまで、ハンドルの左または右奥にあるのが一般的ですが、中にはシフトレバー周辺にあるクルマもあります。なお、ハイブリッド車では、スタートボタンを押してもエンジンがかからない場合がありますが、故障ではなく、メーターに「READY」などの表示があれば、走行準備OKとなります。

ハンドルの左側にある例。写真は三菱「デリカミニ」
ハンドルの左側にある例。写真は三菱「デリカミニ」
ハンドルの右側にある例。写真はスバル「クロストレック」
ハンドルの右側にある例。写真はスバル「クロストレック」

>>>「デリカミニ」の車種解説はこちら

>>>「クロストレック」の車種解説はこちら

ハンドルがロックしてしまったら…?

ほとんどの車種に、盗難防止などのためのハンドルロック機能がついています。これは、エンジンOFF時にハンドルを回すと、ハンドルにロックがかかって動かなくなるというもの。

エンジンOFF時にこれぐらいハンドルを切ると、ガチッと音がしてハンドルロックがかかる
エンジンOFF時にこれぐらいハンドルを切ると、ガチッと音がしてハンドルロックがかかる

もし、エンジンをかけようとしてキーが回らない、またはスタートボタンを押してもエンジンがかからない場合、それはハンドルロックがかかっているということ。「故障した」と焦らずに、ハンドルを回しながらキーを回したりボタンを押したりしてみてください。ロックが解除され、始動します。

>>>初見でも迷わない!「今どきのクルマ」の操作方法まとめ

>>>もっと安全・快適に!知っていると便利なクルマの機能

シートの操作は手動式と電動式

安全運転のために欠かせないシートの調整は、手動で行うタイプと電動で行うタイプ(パワーシート)があり、それぞれ前後のスライド調整、リクライニング(角度)調整、ハイト(高さ)調整ができます。

●手動式シートの調整方法

前後のスライド調整は、シート前部にあるバーが引き上げながらシートを動かして行います。リクライニングはレバーを引きながら、ハイトはレバーを上下に動かして調整するのが一般的です。

バーやレバーを引き上げながらシートの前後位置を合わせる
バーやレバーを引き上げながらシートの前後位置を合わせる
リクライニングはレバーを引きながら、高さはレバーの上げ下げで調整する
リクライニングはレバーを引きながら、高さはレバーの上げ下げで調整する

●パワーシートの調整方法

上級グレード車など、一部車種には電動式のパワーシートが装備されています。

シート側面にシートの形に対応スイッチがあり、リクライニング調整をしたい場合はバックレスト(背もたれ)を示す縦方向のスイッチを、座面を動かしたい場合は、水平方向のスイッチを動かしたい方向に操作します。座面のスイッチは、前後スライドだけでなく、高さ調整も可能です。

シートの形に合わせたボタンを、動かしたい方向に操作する
シートの形に合わせたボタンを、動かしたい方向に操作する

車種によってはバックレストと座面のスイッチのほかに、もうひとつスイッチがついている場合があります。これは、ランバーサポート(腰当て)の部分を調整するもの。これも操作してみて、運転しやすいポジショニングを探ってみるといいでしょう。

>>>自分に合ったドライビングポジションで快適&安全ドライブ

ハンドル位置の調整も覚えておこう

シートの調整ができたら、ハンドルの位置も調整しましょう。ハンドルは上下調整(チルトステアリング)と前後(テレスコピックステアリング ※一部車種のみ)の調整ができます。調整はハンドルの下部、または側面にあるレバーを動かして、ロックを解除。上下と前後の調整をしたら、再びレバーを戻してロックします。

ハンドルの下部、または側面にあるレバーでロックを解除して調整
ハンドルの下部、または側面にあるレバーでロックを解除して調整
「クラウン スポーツ」「クラウン クロスオーバー」など一部車種は電動式。レバーを上下・前後に動かして調整する
「クラウン スポーツ」「クラウン クロスオーバー」など一部車種は電動式。レバーを上下・前後に動かして調整する

>>>「クラウン スポーツ HYBRID」の車種解説はこちら

>>>「クラウン クロスオーバー」の車種解説はこちら

ミラー調整も忘れずに

シートやハンドル位置の調整ができたら、ミラーの調整を行います。左右の動かしたい方のミラーを選択し、ボタンもしくはレバーで操作します。

左右、動かしたい方のミラーをスライドスイッチで選び、十字ボタンで調整する
左右、動かしたい方のミラーをスライドスイッチで選び、十字ボタンで調整する
レバー式では、レバーを回して左右のミラーを選択。レバーを動かして調整
レバー式では、レバーを回して左右のミラーを選択。レバーを動かして調整

>>>ミラーの位置の合わせ方は?

車種ごとに違うオートマチック車のレバー操作

かつてはシフトノブにあるボタンを押しながらレバーを動かすゲート式が一般的だったオートマチックのシフト操作は、電子化による車種によって異なるようになりました。P(パーキング)のみ、レバーではなくボタンで操作する車種もあります。

もっともスタンダードなゲート式を採用するホンダ「フィット」のシフト
もっともスタンダードなゲート式を採用するホンダ「フィット」のシフト
シフトノブを右に倒して手前で「D」、奥が「R」となる「クラウンスポーツ」のシフト。「P」のみボタン式
シフトノブを右に倒して手前で「D」、奥が「R」となる「クラウンスポーツ」のシフト。「P」のみボタン式
「P」から左にレバーを動かし、手前に引いて操作するマツダ「CX-60」のシフト
「P」から左にレバーを動かし、手前に引いて操作するマツダ「CX-60」のシフト

>>>「オートマチック車の操作」を基本から応用までマスターしよう!

>>>「フィット」の車種解説はこちら

>>>「CX-60」の車種解説はこちら

パーキングブレーキは手・足・電動がある

パーキングブレーキ(サイドブレーキ)にはレバー式、足踏み式、電動式、ステッキ式の4タイプがあり、近年では電動パーキングブレーキを採用するクルマが増えています。

●レバー式

運転席と助手席の間にあるレバーは、先端のボタンを押してロックを解除し、レバーを下げることでパーキングブレーキを解除します。パーキングブレーキをかけるときは、ボタンを押さずにレバーを引き上げます。

ボタンがかたいときはレバーを上に持ち上げながら押す
ボタンがかたいときはレバーを上に持ち上げながら押す

●足踏み式

ミニバンに多い足踏み式は、左奥にあるペダルを踏んで操作します。出発時は、一度奥に踏み込むとペダルが上にあがって解除し、駐車時はカチカチカチっと奥まで踏み込んでパーキングブレーキをかけます。

パーキングブレーキを解除するときもかけるときもペダルを踏んで操作する
パーキングブレーキを解除するときもかけるときもペダルを踏んで操作する

●電動式(EPB:電動パーキングブレーキ)

最近、増えてきている電動式パーキングブレーキは、ボタンで操作を行います。基本的な操作は、押すと解除、引き上げるとロック。シフトをD(ドライブ)に入れて、アクセルを踏むだけでも解除される車種もあるので注意してください。

電動式パーキングブレーキのスイッチはシフトレバー周辺にあるのが一般的
電動式パーキングブレーキのスイッチはシフトレバー周辺にあるのが一般的

電動式パーキングブレーキ車には、「HOLD」や「BRAKE HOLD」と書かれたボタンがあります。これは「オートブレーキホールド」という機能で、電動式パーキングブレーキ車だけにつくもの。この機能をONにすると、停車時にブレーキペダルを一度奥に踏み込むだけで、ブレーキがかかった状態を維持してくれます。赤信号や渋滞時に便利な機能です。

ステッキ式

「ハイエースワゴン」は、ステッキ式というパーキングブレーキを採用しています。解除はレバーを握り、少し上に持ち上げながら回して、奥に押し込みます。ブレーキをかけるときは、レバーをまっすぐに引き上げます。

>>>「ハイエースワゴン」の車種解説はこちら

>>>クルマの「知らない機能」を探求してカーシェアライフに役立てよう

輸入車のウィンカーレバーは左側

ウィンカー(方向指示器)のレバーは、国産車は右側についていますが、輸入車は左側についています。出発前に位置をチェックしておくと、走行中に慌てずにすむでしょう。

輸入車のウィンカーレバーは左側にあるので事前に確認しておこう。写真はT-Cross
輸入車のウィンカーレバーは左側にあるので事前に確認しておこう。写真はT-Cross

ワイパーはウィンカーと反対側のレバーで操作するタイプが一般的です。車種によって、「レバーを上に操作するもの」「下に動かすもの」「先端を回すもの」があります。雨天時に利用するときは、出発時に操作の確認をしておくといいでしょう。

>>>「T-Cross」の車種解説はこちら

ヘッドライトのスイッチは、ウィンカーレバーの先端を回して操作するのが一般なタイプで、輸入車ではダイヤル式もあります。

しかし、2020年4月以降に販売されたクルマには、暗くなると自動的にライトが点灯するオートライトが義務化されており、三井のカーシェアーズのクルマもほとんどがオートライト車となっています。「AUTO」のポジションになっていれば、ライトのスイッチを気にする必要はありません。

2020年4月以降のクルマは「AUTO」がデフォルトとなっている
2020年4月以降のクルマは「AUTO」がデフォルトとなっている

ETCは出発前にインジケーターランプをチェック

高速道路を走るときに便利なETCは、グローブボックス内やダッシュボードの上など、車種によって車載機器の搭載場所が異なります。いずれも、利用するときはカードを挿入する向きに注意しましょう。

ETCはカードを挿入する向きに注意
ETCはカードを挿入する向きに注意
運転席の右奥やグローブボックス(助手席前の収納)に車載器がある車種も
運転席の右奥やグローブボックス(助手席前の収納)に車載器がある車種も

また、音声やインジケーターランプ(青ならOK)、カーナビの画面表示(一部車種)で、エラーが出ていないことを確認してください。また、クルマの返却時にはETCカードの取り忘れがないように注意しましょう。

フロントガラスの上部にあるインジケーターランプやカーナビ画面の表示で挿入を確認
フロントガラスの上部にあるインジケーターランプやカーナビ画面の表示で挿入を確認

>>>高速道路の「怖い」を解消するポイント8+1

>>>「人気&おすすめのサービスエリア・パーキングエリア」関東編

バックモニターは映り方が違うので注意

駐車時の後方確認に便利なバックモニターは、車種によって映り方が異なります。バックモニターも映像だけを見て駐車をするのは危ないので、あくまでも後方確認の補助としてお使いください。

360度モニターも備わる「ヤリスクロスGRスポーツ」のバックモニター
360度モニターも備わる「ヤリスクロスGRスポーツ」のバックモニター

>>>「ヤリスクロスGRスポーツ」の車種解説はこちら

後席の倒し方やラゲッジの使い方は?

最後に、ゴルフバッグなど大きな荷物を積載する際の、後席シートの倒し方をご紹介します。もっとも一般的なタイプは、後席バックレストの肩口にあるレバーで操作するもの。ハッチバック車やSUVなど、2列シート車はほとんどがこのタイプです。

もっとも一般的なレバー操作のタイプ。写真は「クラウンスポーツ」
もっとも一般的なレバー操作のタイプ。写真は「クラウンスポーツ」
「レヴォーグ」「レイバック」など、荷室側からも倒せるタイプもある
「レヴォーグ」「レイバック」など、荷室側からも倒せるタイプもある

3列シートのミニバンでは、車種によりシートが床下に収納されるものや左右に跳ね上げられるものなど、シートの格納方式が異なります。そのため、シートの操作方法もさまざま。多くの車種でシート背面などに、格納方式を示した図がありますから、それを参考にするといいでしょう。

左右に跳ね上げる方式となる日産「セレナ」の3列目シート(サードシート)
左右に跳ね上げる方式となる日産「セレナ」の3列目シート(サードシート)

>>>「ゴルフバック」どうやって載せる?車種別おすすめの積み方/上手な積み方

>>>買い物やアウトドアに役立つ! 上手な「荷物の載せ方」のポイント

>>>「レヴォーグ」「レイバック」など、荷室側からも倒せるタイプもある「キャンプや車中泊」をカーシェアで楽しむための準備とポイント

基本の操作を知って快適なドライブを!

出発する前に、そのクルマの操作方法を確認してから出発すると、走り出してから慌てることなく対処できます。初めてのクルマに乗るときは、出発前に各操作のチェックをしておきましょう。操作方法を知ることも、安全運転の第一歩です。三井のカーシェアーズで、ぜひさまざまな車種を楽しんでください!

>>>「ドライブの知識」記事はこちら

>>>車種ごとの解説はこちら

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メーカー別「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」の使い方まとめ https://blog.carshares.jp/21580/ https://blog.carshares.jp/21580/#respond Wed, 20 Sep 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=21580 高速道路等でアクセルから足を離しても、速度を維持する機能「クルーズコントロール」は近年、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(以下、ACC)」に進化。単に速度を維持するだけでなく、センサーにより前を走るクルマとの車間距離を一定に保ってくれるため、長距離ドライブが格段に楽になり、同時に安全性も大きく向上しました。

一方で、せっかくACCが搭載されているクルマでも、その使い方を知らなければ“宝の持ち腐れ”となってしまいます。さまざまな車種に乗るカーシェアでは、なおさらです。そこで、今回はメーカーや車種別に、ACCの使い方や使用の注意点を解説します。

<目次>
ACCの作動のしかた
新しいACCは渋滞時にも頼れる存在
ACCも万能じゃない。ACCの注意点
メーカーごとのACCの使い方
ACCを活用し、さらに便利で快適なドライブを!

ACCの作動のしかた

「アダプティブ」は「適応」や「順応」を意味していますが、ACCの場合、ニュアンス的には「調整」の方が近いでしょう。ACCはドライバーが望んで使用する機能で、常に作動している誤発進抑制アシスト機能などと異なり、スイッチを入れるまでシステムは起動しません。

ここでは、カレコでも多くのステーションに配置される、トヨタ「新型ハリアー」を例に、ACCの基本的な使い方を説明します。新型ハリアーをはじめ、トヨタのACCは「レーダークルーズコントロール」と呼称しますが、ここではACCと表記します。

「新型ハリアー」を例にACCの操作を説明していく
新型ハリアー」を例にACCの操作を説明していく

ACCは原則、高速道路や自動車専用道路のみの利用に限定されています。一般道路は道路環境が頻繁に変化するため、ACCには適しません。また、歩行者や自転車は、センサーでの認識が遅れたり、そもそも認識されない可能性もあるため、一般道路でのACCの使用は控えましょう。操作方法は、次のとおり。

ハンドルの操作スイッチの右にある、クルマとスピードメーターの描かれた「クルーズコントロールメインスイッチ」を押して、ACCのシステムを起動します。メーター内のディスプレイに「Radar Ready(レーダーレディ)」と表示されれば、スタンバイ状態となります。

他メーカーでもACCのシステムスイッチには同様のアイコンが描かれる
他メーカーでもACCのシステムスイッチには同様のアイコンが描かれる

続いて30km/h以上の速度で「-SET(セット)」スイッチを押すと、ACCが作動します。新型ハリアーには「車間制御モード」と「定速制御モード」のふたつのモードが設定されており、上記で作動するのは車間制御モードです。定速制御モードは、何らかの理由で車間制御モードが作動しないときに利用するモードで、基本的には使用しません。

30km/h以下では「-SET」スイッチを押しても、ACCは作動しない
30km/h以下では「-SET」スイッチを押しても、ACCは作動しない

「-SET」スイッチを押してACC(車間制御モード)が作動すると、アクセルペダルから足を離しても、「-SET」スイッチを押したときの速度(設定速度)を維持して走行します。

作動中は、メーター内のディスプレイに設定速度が表示されます。クルマの流れに遅れている場合、「+RES」スイッチを押すことで1km/hずつ、スイッチの長押しで5km/hずつ設定速度を上げることが可能また、アクセルを踏んで加速し、セットしたい速度になったら再度「-SET」スイッチを押すことでも設定できます。

「RES」はレジューム(Resume)の略で「復帰」を意味する
「RES」はレジューム(Resume)の略で「復帰」を意味する

速度を落としたいときは、「-SET」スイッチで操作します。このとき、ブレーキを踏んでしまうとACCの動作が解除されてしまいますので、ご注意を。ブレーキを踏んで解除された場合、「RES」スイッチを押すことで、解除前の速度で再び車間制御モードが作動します。

車間制御モードの作動中、同じ車線に前走車がいない場合は、設定速度を維持して走行を続けます。この状態を「定速走行」と呼びます。前走車が設定された距離内にいる場合、ACCのシステムが速度を調整し、前走車と一定の車間距離を保って走行を続けます。この状態を「追従走行」と呼びます。

車間距離を調整するスイッチ
車間距離を調整するスイッチ

車間距離は車速によって自動的に増減しますが、新型ハリアーの場合、《長い/中間/短い》の3段階で設定できます。80km/hでの走行時、「長い」の車間距離は約50m、「中間」は約40m、「短い」は約30mです。

車間距離は、クルマの先端とレーダー波を描いた「車間距離切りかえ」スイッチで調整。現在、どの設定で車間制御モードが作動しているかは、メーター内のディスプレイで確認できます。

>>>「新型ハリアー」の車種解説はこちら

新しいACCは渋滞時にも頼れる存在

最新のACCは、渋滞に巻き込まれて前走車が停車した際、一定の距離を保って停車します。この機能を有しているACCは、「全車速追従機能付きACC」や「渋滞追従機能付きACC」などと呼ばれます。渋滞時にとても便利な機能ですが、車種によって付いていないものもあり、カーシェアを利用する際は注意が必要です。

全車速追従機能に付いていないACCの場合、前走車に追従して40~30kmまで速度が落ちるとACCが解除されるシステムになっており、ドライバーのブレーキ操作が必要となります。

この機能に対応しているかどうかは、事前にマニュアルで確認するのがベターですが、利用しているクルマが渋滞に対応したACCかわからない場合は、非対応であることを想定してブレーキペダルに足を乗せ、いつでもブレーキをかけられるよう準備をしておきましょう。

渋滞に対応したACCを搭載していても、念のため減速時にはブレーキをかける準備をしておこう
渋滞に対応したACCを搭載していても、念のため減速時にはブレーキをかける準備をしておこう

また、対応するACCでも、停車後、前走車の発進に応じて自動的に発進するものと、発進に操作が必要なものがあります。「新型ハリアー」は渋滞時の停車には対応していますが、停車後の自動発進には対応していません。アクセルを操作する、あるいは「+RESスイッチ」を押して、ACCを復帰させましょう。

ACCも万能じゃない。ACCの注意点

ACCは、カメラやミリ波レーダーなどのセンサーにより前走車を認識します。最新の車種では、かなりの高精度で認識できるようになっていますが、それでも完璧ではありません。

特にバイクや自転車は投影面積の小ささから、センサーが認識できない場合があります。前にバイクが走っていたり、車線変更で前に割り込まれたりした場合は、ACCを解除し、ドライバー自身で運転操作を行うようにしましょう。ACCの解除はブレーキを踏むか、「CANCEL」スイッチを押して行います。

新型ハリアーの「キャンセルスイッチ」は、中央の「CANCEL」と記されたスイッチ
新型ハリアーの「キャンセルスイッチ」は、中央の「CANCEL」と記されたスイッチ

また、ACCは料金所のゲートを認識することができません。ゲートが近づいたら、前走車がいる場合でもACCを解除し、ブレーキ操作を行ってゲートを通過しましょう。通過後に「+RES」スイッチを押してACCを再作動すれば、自動的に設定速度に復帰します。

一部車種のACCは、GPS信号や地図データを元に先の道路状況を予測して、急なカーブの手前で速度を落とすといった対応を取ります。しかし、大半の車種は、急なカーブの予測ができません。

前走車がいても急なカーブではセンサーが前走者を認識できず、高い速度のままカーブに侵入してしまうおそれがあります。急なカーブの手前ではブレーキを踏んでACCを解除、減速を行い、安全な速度で通過しましょう。

メーカーごとのACCの使い方

ACCは、メーカーによって異なる名称が付けられており、用いられている技術は異なりますが、機能としては同じものになります。システムの起動や速度設定といった手順もほぼ共通ですが、スイッチ等が異なるため、少し戸惑うかもしれません。

ACCを活用するときは、運転する前に確認しておきましょう。また、同じ車種であっても、グレードや発売された時期により、機能や操作方法が異なる場合があります。

■■トヨタ、レクサス

「RAV4」
RAV4

<名称>
レーダークルーズコントロール、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
<対応車速>
30~180km/h

<主な操作方法>

写真は「RAV4」
写真は「RAV4」

1:クルーズコントロールメインスイッチを押す。あるいは走行支援モード選択スイッチを押し、クルーズコントロールを選ぶ

2:アクセル操作で速度を上げ「-SET」スイッチ、あるいは走行支援スイッチを押して定速走行を作動させる

3:「-SET」「+RES」スイッチで速度を調節する
4:車間距離切りかえスイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、またはキャンセルスイッチを押す。再作動は「+RES」スイッチを押す

トヨタ車のACCは、スイッチ式とレバー式の2種類があります。

「GR86」のACC操作レバー
GR86」のACC操作レバー

例に挙げた「新型ハリアー」「RAV4」などはスイッチ式ですが、一部車種はレバー式で、レバー先端に起動スイッチがあり、レバーを上下に倒して「-SET」「+RES」の操作を行います。キャンセルはレバーを手前に操作。車間切り替えスイッチは、ハンドル右側に配置されています。

<操作スイッチ式:カレコ導入車種>
ヤリスクロス、新型シエンタ、RAV4、新型ハリアー、プリウス(仙台)、ノア(仙台)、新型ヴォクシー、MIRAI、グランエース、レクサスNX、カローラクロスなど

<操作レバー式:カレコ導入車種>
アルファード、C-HR、プラド、ハリアー、GR86など

■■マツダ

「MAZDA3 FASTBACK」
MAZDA3 FASTBACK

<名称>
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (全車速追従機能付) (MRCC (全車速追従機能付))

<対応車速>
0~100km/h

<カレコ導入車種>
MAZDA3 FASTBACK、MAZDA6、CX-5

<主な操作方法>

写真は「MAZDA3 FASTBACK」
写真は「MAZDA3 FASTBACK」

1:「MODE」スイッチを1回押す
2:アクセル操作で速度を上げ、「SET+」あるいは「SET-」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「SET+」「SET-」スイッチで速度を調節する
4:「▼」「▲」スイッチで追従走行の車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「OFF/CAN」スイッチを1回押す。再作動は「RES」スイッチを押す

■■ホンダ

「ステップワゴンスパーダ」
ステップワゴンスパーダ

<名称>
アダプティブ・クルーズ・コントロール、渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール

<対応車速>
0~135km/h

<カレコ採用車種>
フリード、シビック、N-BOX、ヴェゼルHYBRID、新型ヴェゼル、ステップワゴンスパーダなど

<主な操作方法>

写真はステップワゴンスパーダ
写真はステップワゴンスパーダ

1:「渋滞追従機能付ACC(MAIN)」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「SET/-」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「RES/+」「SET/-」スイッチで速度を調節する
4:「DISTANCE」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CANCEL」スイッチを押す。再作動は「RES/+」スイッチを押す

「N-BOX」「ヴェゼルHYBRID(旧モデル)」「フリード」などは、速度が30km/hを下回るとACCが解除されるタイプです。渋滞時に自動解除されることを頭に入れて利用してください。

■■スバル

「レヴォーグ」
レヴォーグ

<名称>
クルーズコントロール、全車速追従機能付クルーズコントロール

<対応車速>
クルーズコントロールは30~135km/h、全車速追従機能付クルーズコントロールは0~135km/h

<カレコ採用車種>
フォレスターAdvancce、レヴォーグ(アイサイトX)など

<主な操作方法>

写真はレヴォーグ
写真はレヴォーグ

1:「CRUISE」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「RES/SET」スイッチを「RES/+」「SET/-」に倒して定速走行を作動させる
3:「RES/SET」スイッチで速度を調節する
4:車間距離スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CRUISE」スイッチを押す。再作動は「RES/SET」スイッチを「RES/+」に倒す

■■スズキ

「スペーシアギア」
スペーシアギア

<名称>
アダプティブクルーズコントロール、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール

<対応車速>>
40~135km/h

<カレコ採用車種>
スペーシアギア、ハスラーなど

<主な操作方法>

写真はスペーシアギア
写真はスペーシアギア

1:「CRUISE」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「RES/SET」ノブを「SET-」に倒して定速走行を作動させる
3:「RES/SET」ノブで速度を調節する
4:「車間距離設定」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CRUISE」スイッチを押す。再作動は「RES/SET」ノブを「RES+」に倒す

■■三菱

「エクリプスクロスPHEV」
エクリプスクロスPHEV

<名称>
レーダークルーズコントロールシステム(全車速追従機能付)

<対応車速>
30~120km/h

<カレコ採用車種>
エクリプスクロスPHEV

<主な操作方法>

写真はエクリプスクロスPHEV
写真はエクリプスクロスPHEV

1:「ACC ON/OFF」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「SET」スイッチを「SET-」に押し下げて定速走行を作動させる
3:「SET」スイッチで速度を調節する
4:「ACC車間距離」スイッチで車間距離を調節する
5:「ACC」のキャンセルはブレーキ操作、または「CANCEL」スイッチを押す。再作動は「SET」スイッチを「RES+」に押し上げる

■■フォルクスワーゲン

「T-Cross」
T-Cross

<名称>
アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能)

<対応車速>
30~160km/h

<カレコ採用車種>
T-Cross

<主な操作方法>

フォルクスワーゲンの操作スイッチはハンドルの左側に設置されている

1:「ON/CANCEL/OFF」ボタンを押す
2:アクセル操作で速度を上げ、「SET」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「RES」「+」「SET」「-」スイッチで速度を調節する
4:「車間距離設定」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「ON/CANCEL/OFF」スイッチを押す。再作動は「RES」スイッチを押す

>>>T-Crossの車種解説はこちら

ACCを活用して、さらに便利で快適なドライブを!

一度、使ってみると、その便利さと安心感に驚かされるACC。便利なだけではなくドライバーの疲労軽減にも大きく貢献し、運転中はACCを使用しないときよりも、心に余裕を持たせてくれます。

ただ、ACCも万能ではなく、悪天候時は苦手といった弱点もあります。ACCを過信せず、けれど恩恵を最大限に享受し、便利で快適なドライブを楽しみましょう!

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コンパクトカーからミニバン、SUVも! カレコの「クルマの選び方」2023春夏【前編】 https://blog.carshares.jp/18124/ https://blog.carshares.jp/18124/#respond Wed, 19 Jul 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=18124 軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバン、スポーツカー、オープンカー、輸入車……と、豊富な車種ラインアップを特徴とする、カレコ。利用シーンに応じてクルマを選べるのは大きなメリットである一方、「どれを選べばいいのかわからない」という方もいるようです。そこで、シチュエーション別に最適な車種やおすすめの車両タイプを前後編に分けて紹介します。

前編の今回は、コンパクトサイズのクルマを中心に、ハッチバックやステーションワゴンも紹介します。

<目次>
■前編
小回り抜群! 街乗りならコンパクトカー
小さくても積載性抜群のコンパクトワゴン
質感高い走りが魅力のミドルサイズハッチバック
走りと使い勝手を両立するステーションワゴン
小さくても実力は本格派!コンパクトSUV
クルマを選んでさらに楽しく!

■後編(7月27日公開予定)
・日常からアウトドアまでマルチに活躍!ミドルクラスSUV
・小さくても7人乗れる!コンパクトミニバン
・運転しやすさと広い室内を両立したミドルクラスミニバン
・ラージサイズのミニバン/ワゴンならさらにゆったり!
・運転を楽しむならスポーツ&オープンカーで!
・先進の電気自動車や燃料電池車にも乗れる!
・シーンに合わせてクルマを選んでさらに楽しく!

■小回り抜群! 街乗りならコンパクトカー

複数車線の道路や狭い路地が多い都市部では、コンパクトカーが便利です。小さなボディはすれ違いや駐車もしやすく、小回りも効くため転回も容易です。最近ではコンパクトカーといえども車内は広く、安全装備や機能装備も充実していて、少人数ならドライブ旅行も快適です。

●トヨタ「ヤリス」

トヨタ「ヤリス」
トヨタ「ヤリス」

「ヴィッツ」の新型モデルとして2020年に登場した、トヨタの新しいコンパクトカー「ヤリス」。「ヴィッツ」が持つ使い勝手のよさはそのままに、「走り」のよさがプラスされた人気モデルで、運転好きからも高い評価を得ています。画面の大きなカーナビも使い勝手バツグン。

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●スズキ「スペーシアギア」

スズキ「スペーシアギア」
スズキ「スペーシアギア」

「遊びゴコロと機能性が融合した」、広い室内空間とスライドドアで人気のスーパーハイトワゴン。「ハスラー」のようなSUVテイストが特徴で、アウトドアテイストあふれる内外装と使い勝手を持つ、ユニークなスタイルのクルマです。「スペーシアギア」は、アクティブな暮らしや趣味を楽しみたい人はもちろん、運転のしやすいクルマに乗りたい人にもおすすめ! 暮らしに遊びに大活躍の人気モデルです。

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●トヨタ「アクア HYBRID」「新型アクア HYBRID」

トヨタ「新型アクア HYBRID」
トヨタ「新型アクア HYBRID」

エンジンと電気モーターの組み合わせで、力強い走りと低燃費を両立したハイブリッドシステムを搭載することが最大の特徴。コンパクトながら、座席の足元も広く快適なことも注目ポイントのひとつです。

※「アクア HYBRID」の取り扱いは終了いたしました。

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●ニッサン「ノートe-power」

ニッサン「ノートe-power」
ニッサン「ノートe-power」

「ヤリス」とそれほど変わらないサイズながら、ゆったりした後席を持つ「ノート」。街中の移動からロングドライブまで、どんなシーンにも幅広く対応するバランスのいいクルマです。「ノートe-power」は、エンジンで発電し電気で走る新型モデルで、よりパワフルで上質な走りを感じられます。

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■小さくても積載性抜群のコンパクトワゴン

コンパクトカーと同等のボディサイズながら、背を高くすることで室内空間を広くしたコンパクトワゴンは、荷物がたくさん載せられるだけでなく、後席の空間が広いという魅力も。大人4人が乗っても快適です。

●トヨタ「ルーミー」

トヨタ「ルーミー」
トヨタ「ルーミー」

コンパクトなのにミニバンのようなゆったりした室内空間と、街中の狭い道でもスイスイ走れる取り回しのよさが魅力。後席も広く、ミドルクラスミニバンのような空間が広がります。また後席を床下に収納すれば、大きな荷物も載せられる広大な荷物が出現。大きな窓のおかげで視界がよく、安全確認がしやすいだけでなく、車両感覚もつかみやすくなっています。

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●ホンダ「N-BOX」

ホンダ「N-BOX」
ホンダ「N-BOX」

四角く背の高いボディに広い室内空間を持つ、スーパーハイトワゴンと呼ばれる軽自動車が「N-BOX(エヌボックス」です。車幅が小さいことを除けば、軽自動車であることを感じさせない質感の高い内外装や走りの快適性も特徴で、日々の送迎や買い物から荷物の運搬、ドライブまで幅広く活躍してくれます。

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■質感高い走りが魅力のミドルサイズハッチバック

コンパクトカーの軽快な走りに加え、ゆったりした室内空間を持つことで、日々の暮らしから長距離ドライブまで幅広く活躍するのは、ミドルサイズのハッチバック。特に走りを重視したクルマも多く、運転好きな人にぜひ乗っていただきたいタイプです。

●マツダ「MAZDA3 FASTBACK」

マツダ「MAZDA3 FASTBACK」
マツダ「MAZDA3 FASTBACK」

「アクセラ」の新型として登場した「MAZDA3 FASTBACK」。スポーティなデザインと走り、上質なインテリアを持つ、ワンランク上のハッチバック。そのデザインからもわかるように走りもスポーティで、高速道路や峠道も軽快に走ります。大きなリアゲートのおかげで、荷物の積み下ろしも楽々です。

>>>「MAZDA3 FASTBACK」のあるステーション

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●ホンダ「シビック」 

ホンダ「シビック」
ホンダ「シビック」

ホンダの歴史あるハッチバック車の最新モデルで、シビックとして11代目。ハッチバックスタイルのボディは室内空間や荷室が広く、使い勝手は良好。スポーティなシビックの走りを支えるエンジンは、1.5L 「VTEC」ターボで、最高出力134kW(182PS)/最大トルク240Nmを発生。ターボラグ(ターボが効くまでのタイムタグ)を感じさせないスムーズな加速は、運転好きなら、ぜひ体験してほしい爽快さ。

>>>ホンダ「シビック」のあるステーション

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■走りと使い勝手を両立するステーションワゴン

ハッチバック車の荷室をさらに広くしたようなタイプが、ステーションワゴンです。現在はSUVの人気が高くなっていますが、ステーションワゴンの使い勝手の高さは決してSUVに劣らず。SUVよりも車体の重心が低いため、より安定感がありスポーティな走りも楽しめます。

●スバル「レヴォーグ」

スバル「レヴォーグ」
スバル「レヴォーグ」

「レヴォーグ」は、ターボエンジンとAWD(4WD)の組み合わせによる力強く安定感のある走りが魅力のステーションワゴン。室内は窓が大きいこともあって開放感も抜群で、前後席ともにゆったりと座れるため、長距離ドライブでも高い快適性を実現。ステーションワゴンなので荷室も広く、買い物や旅行、ゴルフにも最適の1台です。スバル独自の運転支援システム「アイサイトX」も搭載しています。

>>>「レヴォーグ」のあるステーション

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●マツダ「MAZDA6 WAGON」

マツダ「MAZDA6 WAGON」
マツダ「MAZDA6 WAGON」

「アテンザ」が2019年に改称した名称で、世界で使われているモデル名が「MAZDA6」。室内は落ち着いたダークグレーを基調としており、エレガントな雰囲気。運転席と助手席の距離や頭上空間など、全方向に余裕があり、ゆったりとしたドライブが楽しめるのも魅力です。「MAZDA6 WAGON」の大きな特徴である荷室は、ワイドな開口部とSUVよりも低い床面によって、荷物の出し入れも容易なのがうれしいポイント。乗車人数や荷物の量などに合わせたシートレイアウトで、幅広いシーンに対応します。高速道路を長時間走るようなドライブに選んでいただきたい一台。

>>>「MAZDA6 WAGON」のあるステーション

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■小さくても実力は本格派!コンパクトSUV

アウトドアニーズにも対応する使い勝手の高さで人気のSUV。これまでは「ハリアー」のような中大型サイズが主流でしたが、最近では「ヴィッツ」や「ヤリス」のようなコンパクトカー感覚で乗れる身近なサイズのクルマもラインアップされています。

●トヨタ「ライズ」

トヨタ「ライズ」
トヨタ「ライズ」

「ライズ」は、同じトヨタのコンパクトカーである「ヴィッツ」や「ヤリス」とほぼ同サイズのコンパクトなSUV。車高が10cmほど高いおかげで、運転席からの視界や見晴らしがよく、運転しやすい1台です。エンジンで発電し、モーターで走る「ライズ HYBRIDもラインナップ。先進的な走りを体験できます。

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●トヨタ「ヤリスクロス」「ヤリスクロス HYBRID」

トヨタ「ヤリスクロス」
トヨタ「ヤリスクロス」

「ライズ」と「C-HR」の中間サイズとなる「ヤリスクロス」。名前の通り「ヤリス」のSUV版で、使い勝手や走りの質感、安全装備などはヤリス譲り。SUVらしく後席や荷室が広く取られていることから、ゆったりした「ヤリス」としてもお使いいただけます。「ライズ」とともに、日常生活から長距離のドライブまでこなすマルチな1台です。カレコでは、「ヤリスクロスHYBRID」も導入しています。

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●トヨタ「C-HR」「C-HR HYBRID」

トヨタ「C-HR」
トヨタ「C-HR」

コンパクトSUVの中でもスポーティなデザインと走りを特徴とする「C-HR」。パワフルなおかげで運転も楽しく、いつものお出かけがちょっと楽しくなります。カレコでは多くの台数を設置しており、またベーシック料金で利用できるので、気軽にお使いいただけます。一部ステーションにはハイブリッド車を設置。ただし、後席はあまり広くないので、4~5人でお出かけのときはミドルクラスSUVがおすすめです。

>>>「C-HR」のあるステーション

>>>「C-HR HYBRID」のあるステーション

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●ホンダ「ヴェゼル HYBRID」「新型ヴェゼル e:HEV」

ホンダ「新型ヴェゼル」
ホンダ「新型ヴェゼル」

「ヤリスクロス」よりも少し大きく、「C-HR」と似たサイズ感の「ヴェゼル」。カレコでは2021年の登場以来、スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さで高い人気を誇る「新型ヴェゼル」「新型ヴェゼルe:HEV」を導入しています。エンジン+モーターで走るハイブリッドのe:HEVは、高速道路や山道でもパワフル。アクティブな趣味にもピッタリのクルマです。

>>>「新型ヴェゼル」のあるステーション

>>> 「新型ヴェゼル e:HEV」のあるステーション

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●レクサス「UX」

レクサス「UX」
レクサス「UX」

レクサス「UX」は、レクサスの中でもっともコンパクトなSUV。ボディサイズは「C-HR」に近く、都内の狭い道でも運転しやすいサイズです。コンパクトとはいえ、そこはレクサス。外観はレクサスらしく、インテリアも上質でエレガントな雰囲気で、気軽にレクサスの世界を体験できます。エンジンはパワフルな2.0Lガソリン。少人数での特別なドライブにピッタリの1台です。

>>>「UX」のあるステーション

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●スズキ「ハスラー HYBRID」

スズキ「ハスラー HYBRID」
スズキ「ハスラー HYBRID」

トールワゴンとSUVの特徴をあわせ持った軽自動車のクロスオーバーSUV。背が高く四角いボディは、ポップなデザインも特徴です。ボディが四角いだけに室内空間も広く、後席の足元は「ヴィッツ」などよりも広々。また、四角いボディは車両感覚がつかみやすく、運転が苦手な方でも運転しやすいクルマだといえるでしょう。

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●トヨタ「カローラクロス」

トヨタ「カローラクロス」
トヨタ「カローラクロス」

トヨタ「カローラ」のSUVタイプの「カローラクロス」は、「ヤリスクロス」より大きく「ハリアー」より小さい“ちょうどいいサイズ”で人気のクルマ。「最小回転半径」は5.2mと小さく、ボディサイズのわりに小さく回れるため、細い路地に入るときやUターン時、駐車時の取り回しも容易。ちょうどいいサイズ感で、日常から長距離ドライブまでどんなシーンでも活躍してくれる一台です。ハイブリッドも導入!

>>>「カローラクロス」のあるステーション

>>>「カローラクロスHYBRID」

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●フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」

フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」
フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」

カジュアルな中にも質感の高さを感じさせる“フォルクスワーゲンらしさ”を、凝縮したようなデザインの「T-Cross」。ボディサイズは「ヤリスクロス」とほぼ同じですが、ワイドさが強調されたグリルとヘッドランプのおかげで重厚感が感じられます。着座位置の高さによる広い視界も「T-Cross」の特徴。ファブリック素材シートの座り心地は少し固めですが、長時間のドライブでは疲労低減につながります。1.0Lターボエンジンは走り出しからパワフルで、コンパクトだけどワンランク上の機能や性能が凝縮されているクルマです。

>>>「T-Cross(ティークロス)」のあるステーション

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■クルマを選んでさらに楽しく!

前編では、コンパクトサイズのクルマを中心にご紹介しました。街乗りやちょっとしたお出かけにも便利なカレコで充実したカーライフをお楽しみください。来週公開の後編では、SUVやミニバン、スポーツカーなどを紹介します。

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